東京都は昨日の23日に、摂取制限を越える放射線ヨウ素を検出し、乳児のミルクに使用しないようにと通達を出しました。(と、いまこの記事を書いていますが、今日解除されたと放映されました)
スーパーで水がなくなるのは、あっという間だったとのことです。
それも当然、命が掛かっているのですから。
午前中、弊社の食品スーパーを見に行きました。
というのも、弊社の食品スーパー生鮮おろしは、『水は命』との考えから他店より水の売場を4倍と広く取っています。
震災以来水の入荷は少なくなっていましたが、昨日の今日です、商品によっては無いものも有りました。
倉庫を見ると在庫もあと少しです。
そんな中、2Lの水6本を購入したお客様を見かけたので、スタッフに聞くと関東方面へ贈るとの事。
これから、このようなお客様が増えることが予測されます。
そこでお客様に提案がございます。
北海道の人は、安全な水道水をいつでもどこでも、そして十分飲めます。
ペットの2L購入は、本州方面へ送る人を優先にしてください。
食品を売ることで生計をなしている食品スーパーが、「2Lの水は買わないでください」と言うのはおかしな話ですが、でも、お願いします。2Lの水の購入はお控えください。
大災害の時は、何もしないことも必要だと先日本ブログに、『何もしないことが重要』と書きましたが、食品の買占めはもちろん、地域的に直接の影響のない人は水の購入をしないと、このような選択があってもよいのではないでしょうか。
水の入荷状況から考えると、まもなく2Lの水は棚から消えるでしょう。
生鮮おろしで、2Lの水はそんなに沢山売れていません、しかし、お客様の中で一人でも我が子へ送りたいという人がいるなら、その人の為に用意しておきたいのです。
それにしても、放射性物質入りの水を使わなければならない人たちは、怒りや悲しみを何処にぶつければよいのか。
ニュースを見るのがつらいです。