日本の食料自給率向上の提案

2011.0131日経MJ記事IMG_4025.jpg
北海道は、いまエゾシカと戦争状態。

と、こう書いたのは、エゾシカ課の話で、1月15日のこと。

それが、とうとう全国ベースでマスコミ紙上に乗りました。

写真(クリックすると大きくなります)は日経MJの記事。

私にも取材があり、それも乗っています。

それはいいのですが、一つ苦言を。

記事には、『駆除シカの活用広がる』と大きな見出しが書かれてあります。

続けて、『駆除したシカ肉を食用にする動きが徐々に広がってきた』と。

これって、ちょっと違うのです。

日経MJの記者さんの取材には丁寧に答えましたが、この質問はありませんでしたので、ここで補足させていただきます。

実は、弊社で取り扱うしか肉は、駆除したシカを利用しているわけではありません。

あっ、でも結果的には駆除と同じように、エゾシカの個体数を減らす事にはなっていますが。

と、これでは、書いていることを理解していただけないかな、もう少し詳しく説明しますね。

株式会社アイマトンでは、害獣として駆除したシカを、肉として販売していません。

実は、最初から食肉にするため、ルールにのっとり捕獲(生死は別にして)し、なおかつルール(北海道の衛生マニュアル)で認証された加工場で、シカ肉として処理されています。

あくまでも食肉として販売することを目的とした、一連の流れがあり、その中で食肉とされているのです。

ですから、結果的に駆除にはなっていますが、・・・・・・・・、けっして屁理屈ではありません。[^^;;

駆除とは、害獣として人間社会から排除することです。

食用とは、益獣として人間社会の食卓に上り貢献することです。

ねっ、天と地ほど違うでしょ。

動物に、人が手をかけ育てるのは畜産業。

海へ出て魚を取るのは漁業。そう考えるとエゾシカは漁業に近いですかね。

その延長線上で話すなら、エゾシカの捕獲は、鹿(ろく)業とでも言えばいいでしょうか。

いずれにしても、エゾシカを動物淡白として利用することは、日本の食料自給率向上におおいに役に立つ行為だと言えますね。

ところで、北海道では明日2月1日から15日まで『エゾシカ料理まつり』として、エゾシカ販売のキャンペーンをやっています。

私も出来るだけ食べて、ブログで紹介しますね。

え?シカの味?、もちろんエーゾーシカない。[^^;;
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不況と戦争

リーマンさんから始まったこの不景気。

どうやって克服するのでしょう、日本の政治家さんは。

まぁこのように期待してみても、日本の場合、政治家は不況の後押しをしているかのようですが。

さて、チュニジアのデモから始まったエジプトの大規模な反政府デモは、収束の気配を見せません。

驚くのは、警官隊も政府の命令に逆らう形で市民に銃を向けていないこと。

また、軍隊の一部にも命令拒否があるようです。

これらから考えると、ムバラク大統領の退陣は時間の問題でしょうね。

この状況を、世界中の独裁政権は、眠れぬ思いで見ているのは間違いありません。

それはともかく、この混乱はいまがピークではなく、政権が倒れた後のほうがもっとひどくなると予測されます。

アメリカが出張るのかな。

世界情勢は私が説明できるほど単純ではないと思いますが、私でも想像力の範囲で心配していることが一つ。

それは、戦争が不況対策と言うものです。

第二次世界大戦がそう。また朝鮮戦争やアフガニスタン。

そして、湾岸戦争もイラクのサダムを攻めたのも。

チュニジアやエジプトがどう不況対策の戦争へと繋がるか分かりませんが、少なくともその空気を感じるのです。

それにしても、日本の政治家には困ったものです。

と、偉そうなことも、たまには言わせてください。[^^;;
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手押し信号機

納得いかないのは、こちらは赤で停車、横方向は青でも1台も車が来ない場合。

急にごめんなさい、信号機の話です。

北海道は遠くを見通せる直線道路が多く、田舎に行くほど制限速度は関係ないとばかりにスピードをあげて走り、交差点の停止標識を無視した死亡事故が後を絶ちません。

そんなことからか、びっくりするような田舎、つまり、車がめったに通らないような所でも信号機が勝手に動いています。

車が来なくても、赤、青、黄、赤、青、黄、あかん、あほ、気色悪い、・・・・と。

つまり、田舎の真っ直ぐな道にある信号機。そこでは過去に大きな事故か死亡事故があった証拠でもあります。

さて、その信号機。

勝手に動いているわけですが、横から車が来なくても絶対停車しなくてはなりません。

赤、青、黄、赤、青、黄、あかん、あほ、気色悪い、・・・・と。[^^;;

なんと無駄なことをさせているのかと、そう思いませんか。

いらいらもするし、これでは事故は減りません。

こんなのは、車に反応した信号機に変えるだけで、解決するのにと、いつも思うのです。

この信号機の設置や管理は誰がやっているのか。

信号機見たいに、パッ、パッと、頭を切り替えて欲しいものです。

もう一つ理解できない信号機の話し。

それは手押し信号機。

車が何台も連なって走る幹線道路で、来る車など無視して回りを確認もせずに信号機を押すおばちゃん(失礼)。

たった一人が反対側へ渡るのに、車を30台も止めています。

別な言い方をすると、1人が渡るのに、30人が立ち止まっていることになりますよね。

むろん歩行者優先は知っています、また当然だと思います。

しかし、これはないでしょう~。おばちゃんが渡り終わった後も、車から見ると赤のままなんて。

なんと、つまらん時間、無駄な経費を掛けさせるのか。

こんなのは、渡る前に押して青にするボタンと、渡り終えた後、元に戻すボタンがあれば精神的にすっきりする話です。

で、これをよく考えたというか、よく出来た子供たちを見ました。

私の通勤途中、東滝川の交番の前の手押し信号機。

やっぱり、歩行者は手で押して信号機を青にしてから渡りますが、ちょっと雰囲気が違いました。

今朝もそう。

小学校1~2年生の子供さん、信号機の手前で止まりました。

右見て左見て、信号機を押すのかなと思ったら、押しません。

私は通り過ぎたので、バックミラーで見ていると、両方向の車が切れた頃、信号機を押しました。

できた子供たちだなと感心したのですが、でも最初からそんなこと知っているはずはありません。

教えたのは家族か学校か、交番のおまわりさんか。それとも地域の人たち。

こんなとき、法律では信号機を押して何の問題もありませんが、有る程度車をやり過ごしてから押す。

相手を思いやるこの気持ちは、法律を超えた道徳の世界ですね。

そういえば、法律って最低の道徳と言いませんでしたか。

法律さへ守ればよいと言う生活から、それを超えた道徳の世界で生きたいものです。

希望と言うか,そうしたいとの願いですが、・・・。[^^;;
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社員面談

昨日から社員面談。明後日まで。

毎年一年に一回約60名ほどの全社員と、一人5分から20分くらい面談をしています。

話は給料のこと、仕事のこと、私生活のこと、もろもろ。

社員の数が増えると一人ずつ丁寧な付き合いができなくなるので、会社運営の中でもこの面談は私にとってもっとも大事な行事です。

去年「家を買うことにしました。中古ですけど」と言ったN田君は、とうとう念願の家を購入したとのこと。

「おお~~~そうかぁ~、おめでとう」

そうは言ったのですが実は失念していました。申し訳ありません。

去年の資料を読み返して見ると、確かに中古の住宅を購入する予定だと話していましたね。

社員は車両通勤者が多いので、面談時には免許証・車検証・任意保険証の確認をしています。

今回は見かけませんでしが、車検切れの車に乗っている者や、任意保険が切れている者など、信じられないような状況で車の運転をしているものを発見したこともあります。

もちろん是正させましたが、結局全員辞めてしまいましたね。

自宅の購入、結婚、子供ができる。

この三つは、本人にとって最も大きなそして嬉しい出来事でしょうが、私にとっても、重大なニュースであります。

と言うことで、私にとっては、この四日間は喜びと悲しみと、そして期待と不安がない交ぜに、それらがいっぺんにやってくる真剣勝負の時間なのです。

気の弱い私にとって、耐えられるか不安な四日間でもあります。[^^;;
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ツイッターと錦鯉

あちこちで豪雪の被害が出ていますね。

しかし、北海道滝川市は例年より少なめ。

すごしやすい冬ですと言ったら、困っている人たちに怒られるかな。

さて、小学校4年頃だったか、畑作農家の我が家が水田を作ることになりました。

傾斜地にある畑の一部を田んぼに替えるのですが、土地柄降った雨はすぐ流れ、水が足りません。

そんなことから、ブルドーザーで沢をせきとめ、水を溜める沼を造ったのです。

50年以上前になるでしょうか、いまでもその沼が二つ残っています。

前置きが長くなってしまいましたが、ツイッターの世界って、この自宅裏の沼に似ているんですよ。

私だけ?。

沼の魚に餌をやっても食べているのか、いないのか。

それよりなにより、魚もいるのかいないか、さっぱり反応がありません。

ツイッターも、書いても書いても反応がさっぱりで、自分は何をやっているのかなぁ~って、時々思うのです。

そんな時自宅裏のし~んと静まり返った沼と重なり、寂しくなります。

もちろんツイッターの世界の住人を、魚の餌さや魚に例えているわけではなく、単純に反応がないという意味ですが。

でも最近は違ってきました。

ときどき、本物の錦鯉が濁った沼から顔を出すのです。

その為だけにツイッターをやっていても良いかなと、これは嬉しくなりますね。

もちろんそのような人からフォローなど貰えるはずもなく、一方的にこちらからフォローするだけですが。

これって片思いですね。

しかし、この切ない片思いのおかげで、本物の価値を知ることができ、生きる楽しみも増しています。

でも、ツイッターの世界に錦鯉を見つけましたが、自宅裏の沼には錦鯉どころか、魚も居ません。

仮にいても、もう食べちゃってますが。[^^;;
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政治資金規正法違反

こういう人(田中龍作さん)がいなければ、私のような凡人には本当のことを知るすべはないのです。

検察は政治資金規正法違反で起訴した大久保隆規元秘書の証拠資料の一部を取り下げました。

また、石川知裕議員は取調べをICレコーダーで録音し、それが証拠採用されることに決まったとのこと。

小沢一郎元民主党代表関連は、やっぱり検察や大手マスコミの捏造のようです。

詳しくは、田中龍作ジャーナルを。(以下一部抜粋)

森ゆうこ議員「陸山会事件は冤罪」とマスコミ叱る

東京地検特捜部は、陸山会の土地購入をめぐって政治資金規正法違反で大久保隆規元秘書を起訴したものの供述調書を取り下げた。石川知裕議員が検察による自白強要を録音したICレコーダーの記録は証拠採用されることが決まった。検察側の公判維持は困難を極めるだろう。

嘘はいかんでしょう、うそは。

ばれたらすぐ謝る。私もごめんなさいと相方に言ってみよう。[^^;;
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TPPをどう思うか、

ん?、TPPのことを書こうとPCを開いている最中に、教えてMrニュース 池上彰のそうなんだニッポン。

ちょうど『大注目のTPPが分かる』をやっていますね。

番組のことは、ちょっと置いて、あらゆる業界は、自分たちに利益になるだろうと思うとTPPに賛成。

損すると思う業界は反対。

分かりやすい構図です。

輸出入で生計を立てている産業は賛成。

国内で食べられる産業は反対。

これも分かりやすい。

農産物なら、食べる人は賛成。(たぶんほとんどの人が)

作る人は反対。(たぶん多くの人が)

じゃ国全体で見るとどうなるの、TPPは損、それとも得?。

通常考えると、輸出で成り立つ日本は得をする、だから賛成なんでしょうね。

また、政治家は日本にとって得になると考えるからこそ、TPPを進めているはずです。

じゃお前はと言われる前に、はい、私は賛成です。

TPP実施で、農産物が安くなっても、体に危ない物は口に入れたくはありません。

安全ばかりではなく、安心までを重視する日本人は、価格だけで選ばないのじゃないかと、私は思います。

食べ物は命のみなもと。

日本の農業者は、自分の作った農産物を、自信を持って世の中に送り出して欲しいものです。

東南アジアに輸出するほど品質の良い農産物を生産できるのですから、ほんと自信を持ってくださいよ、農家さん。

あっ、ここで疑問を一つ。

関税って税金ですよね。

お互いの国同士で税金をかけないと言うことは、国に税金が入らないと言うことですよね。

減る税金はどう手当てするのでしょう。

山は富士、男は道産子、食べ物は国内産、こんな考え成り立たない?。[^^;;
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ICレコーダー

2011.0120アイフォンの録音機能IMG_3966.jpg
1月16日のニュースですから、かなり前の話になりますね。

ネットの世界では。[^^;;

それは、石川知裕衆院議員が、5時間の再聴取をICレコーダーに録音していた件。

お見事。

実は、私もICレコーダーはかなり前から使用しています。

ただ私の場合、自分の思い付きやちょっとした記録など、仕事の参考にするためですが。

でもICレコーダー使用に、おおきな問題あり。

一つは、三日も使用しないと、携帯すること自体を忘れ、だんだん使わなくなるんですね。

そうすると、次にICレコーダーが行方不明。

と言うことで、私の大問題は、ICレコーダーの紛失。

何個無くしたことか。10個くらいかな。

そこで、最近いいことを発見したんです。といっても、すでに知っている人は居るんでしょうが。

iPhone 4、これ。

この録音機能が便利ですね~。

また、そのまま自分のPCに転送して保存も楽ちんですから。

それよりなにより、携帯電話を忘れるなんてこと、絶対ありませんから。

私の場合は、よく落とすので、いまは携帯を首からぶら下げています。

格好悪くても、このスタイルを絶対変えません。

ですから、いまは録音機能は総て携帯電話を使用してます。

ところで今回の石川議員の件、私も参考にしようと思うのです。

だって、内緒で録音していたものでも、証拠採用されるというのですから。

相手は警察や今回の検察に限らず、力を持っている人たちと相対する時は必須アイテムですね。

でも、ICレコーダーも、今回の件のように有名になったら、事情聴取される前に取り上げられそうです。

そうだ、その対策として、これからは面倒でも携帯電話とICレコーダーの2個を持って歩こう。

そうすれば1個はばれても、もう一つは見つからない?

このブログを読んでいない限り。[^^;;
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雪やこんこの替え歌

2011.0118大雪MG_3958.jpg
雪やこんこ あられやこんこ。
降つては降つては ずんずんつもる。
山も野原も わたぼうしかぶり、
かれき残らず 花が咲く。

雪やこんこ あられやこんこ。
降つても降っても まだ降りやまぬ。
犬は喜び 庭かけまはり、
猫はこたつで丸くなる。

いいですね~、童謡は。

この歌、日本の童謡ですが、作詞者、作曲者ともに不明のようですが、だいぶ暖かい土地で生れたんでしょうね。

と言うのも、今日の北海道、写真の景色。

すぐ前の車のナンバーは確認できず、そればかりではなく、トラックはやっと目視できます。

トラックの横にもう1台乗用車がいるんですが、まるで見えません。

高速道路も通行止めなんですが、その標識の確認も直前でやっとできる状態です。

そこで、まぁ、なんの脈略もありませんが、替え歌を。

雪やどんどん その上にどんどん。
降つては降つては  またまたつもる。
家も道路も  除雪ができず、
買物行けずに、冷蔵庫はから。

雪やどんどん その上にどんどん。
降つては降っては  またまたつもる。
夫はあきれた  除雪で疲れ、
妻は家から出るに出られない。

私の想像力は何処へ行ったのか、替え歌作るのに1時間半かかった。

しかも、できたのはこの程度ですから。[^^;;
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詫びるって難しいでしょうか、

2011.0117壊された牧場の柵IMG_3952.jpg
朝5時から7時までの間に降り積もった雪は30cmほど。

今日は、それから午前中ひっきりなしに雪が降っていましたね。

冬の北海道は、除雪の仕事量が半端でなく多く、またお金も掛かります。

自宅近くの市道は、市の除雪範囲。

ちょうど昼過ぎ、自宅から出ようとしたら、市の除雪車が来ていました。

『ありがたいなぁ~、これで走りやすくなる』と思いながら良く見ると、除雪車が傾いています。

側溝に車輪を落としたんですね。

まぁ、それは何とかなったようですが、よく見ると牧場の金網を壊していました。

ショベルから降りてきた運転手さん、側に立つ私に謝るのかと思ったら、「いやいや・・・・」と、何を言っているのか、そのまま行ってしまいました。

で、撮った写真がこれ。

もちろん役所には直してもらいますが、一言謝ったらよかろうにと思うのです。

自分が悪くても謝らないなんて、中国人みたい。[^^;;

と、まぁ偉そうなことを書いていますが、実は私も詫びるのは大の苦手。

100%こちらが悪いと思っても、何とか口実を付けて詫びないようにしていたものです。

なんでだろ、・・・・うん、詫びると、負けたような気がしたんですね。

詫びることが負けだとしても、『負けるが勝ち』という言葉があるじゃないですか。

最近ですね、この言葉が理解できるようになったのは。

そんなことで、どうもすいません。[^^;;
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