50肩

昨年の3月頃からでしょうか、左肩が痛く大好きなゴルフもやっていません。

あっ、正確には昨年3回ゴルフをしました。

今年はまだ一度も。

それはともかく、日常の仕事にも支障が出るようになり、心配もあって滝川私立病院へ行きました。

どんな恐ろしいことを言われるのかと不安でしたが、整形外科の先生の話では「俗に言う50肩です。リハビリをしてください」とのこと。

肩透かしです。

で、リハビリの時間が無いと頼み込み、後は自宅でやりますと一通り教えてもらったのですが、なんとリハビリのやり方10項目ほどのうちきちんと覚えていたのは一番痛かった1項目だけ。

病んでいるのは肩より頭のようです。
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羊は草原が似合う

実に気持ちよさそう.jpg

やっぱり、羊って草原が似合いますね~。写真は完成したばっかりの我が社のエルム山麓農場です。

羊の牧場は過酷な労働条件ですが、あちこちで若い女性がかなり働いていますが、なんでこんなに若い女性が多いんだろう~。

先日もある牧場の、若い女性が整地途上の我が社のサフォーク牧場を見学に来ました。

はきはきとした受け答えに、羊好きが伝わってきます。羊好きの女性って、目がキラキラしてみんな魅力的ですね。

牧場で立ちっぱなし、1時間半ほども話したでしょうか。

で、「現在何頭飼育しているんですか?」と、たずねたところ「10数頭です」。

少ない飼育頭数ですね。

これだけの人なら、きっと思いっきり仕事をしたいだろうなぁ~。
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この話題避けて通れません。その4

牛挽肉に豚肉を混ぜた問題。

我が社は創業24年。肉屋として創業当時、ごまかしの多い業界だと驚いたことを思い出しました。

それから「決してごまかすな」と、口をすっぱくして言ってきたのですが、正しいものがいつも勝つとは限らない。これも事実です。

ごまかす業者と正しく営業する業者が居たとして、どちらの肉が売れると思います?

消費者は、ごまかす業者ときちんと営業している業者の区別は付きませんから、正解は『どんな業者が作ったかは関係なく、安い肉が売れる』のです。

ただし、長期的に見るとそうはなりませんよね。今回の事件がそれを物語っています。

お客様をいっときはごまかせても、いずれは白日の下に曝される。これが無ければ正直者がいなくなります。

ただし、問題はそうなるまでどのくらいの時間が必要とされるかなんです。
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SAにコンビ二

SAのコンビ二.jpg

北海道の江別にあるSAがだいぶ前から休業。改装中なんです。

で、しばらくぶりに通ったら、まだ営業はしていませんが姿をあらわしました。

それがなんと、コンビニです。何処にでもあるコンビ二に。

高速のSAは楽しみだったのに。
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この話題避けて通れません。その3

牛挽肉に豚肉を混ぜた問題。賞味期限切れから、他の会社の工場長の商品横流しとだんだん広がっていきます。

話題の企業の社長「消費者が安いものを求めるから、」また「メーカーが安く売るために安く買うから」とこのようなことを言ったようで、

これまた責任転嫁ではないかと、袋叩きです。

しかしそうとばかりは言えませんね。別にかばっている訳ではありませんが。

実は同業者なので解るのですが、話の中に真実が一つあります。

我が社には、滝川、千歳、札幌と業務用卸売りの営業所があります。

ある官庁は入札で商品を買っているのですが、我が社が入札で勝つことはめったにありません。

特別商品を高く収めようとしているわけではありません。

その官庁では、商品のランクを入札前に基準として示しますが、ぎりぎり値決めに苦労して、盗んできたものでもない限り「この値段」と価格を提示します。

しかし、入札ですから決まるのは安い方。

ここで言いたいのは、限度を超えた安いものには理由があるということです。

実は落札した業者は、見本の商品と違うものを収めるのです。

それでも、その官庁は特に疑問にも思わず、そのまま商品を通過させます。

つまり、安ければ売れるんです。

たまたま官庁の例を挙げましたが、民間でもほぼ同じ。

とにかく安い所から購入して安く作る。そして安く売る。

本来商品選択の条件は、まず品質を、次に価格を知る。こうなればよいのですが、ほとんどは、1に価格、2に品質なんです。

さて、件の企業だけが悪いんですか。

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お好み焼は嫌い

昼食はお好み焼。

最初は鴨セイロを食べようと思いましたが、連れの人は豚ドンが良いというので豚ドンの一品に行きました。ところが外までお客さんが並び満席みたい。

で、待つのは嫌なので、その隣のお好み焼店に入ったのです。

実は、お好み焼ってあまり好きになれません。それよりなにより今日のお好み焼は×。

このような状況で、安易な妥協はいつも失敗です。

でも美味しいと思うお好み焼もありますよ。過去に美味しいと思ったのは、樽市住ノ江の源平ですね。

行ったのはもう15年くらい前になるでしょうか。まだやっているのかな~。
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赤平青年会議所50周年記念式典

私は25歳から40歳まで、赤平JC(青年会議所)に所属していましたが、お世話になった社団法人赤平青年会議所の50周年記念式典が今日あり、参加してきました。

下記は、50周年記念誌へ寄稿した私の原稿です。

====ここから

赤平JC50周年、おめでとう。

赤平JC30周年当時のことで一番の思い出といえば、MG(マネージメント・ゲーム)との出会いですね。

当時のJCにはCD(社会開発)かLD(指導力開発)かと言う議論がありました。選択というより優先はどれかという意味ですね。

私はJCに入会したのは、当時家業として起こした養鶏業の経営勉強のためです。

大学へ行かなかった私は系統立てて経営の勉強はしていませんでした。それをJCに求めたのです。

経営者としてリーダーとしてどうあるべきか、また経営全般の手法などを学びたかったのです。

当然私にとっての優先事項はLDです。

赤平JCには15年在籍しましたが、一貫して経営の勉強を主として考え行動しましたがそれが正しかったと今もその信念は変わりません。

そんな中で出会ったのが、当時の経営開発委員長が取り組み委員会の事業として持ち込んだMGだったのです。

最初のMG研修の時、社員2名と後から当社の社員となる税理士事務所の職員を誘っての参加です。

驚きました。まさに願っても無いほどの目的とするものがそこにあったのです。

それは、社員自身による自主的経営者意識の醸成だったのです。

それからMG研修を社内に取り入れ、いま当社が存在するのはMGのおかげと言っても過言ではありません。

MGとの出会いの場を頂いた当時の赤平JCには今も心から感謝をしています。

これからの赤平JC

市の運営など官僚にも経営感覚が求められる時代です。

また、企業にあっても経営者はもちろん、社員全員が経営能力を持たなければ厳しいこれからの企業社会を生き残れません。

まさに今日ほどJCに人材育成が求められている時代は無いと私は考えています。

地域の活性化は、多くの元気な企業が、沢山儲けて税金も沢山支払う、これに掛かっています。

インターネットの普及で20年前ほど何処に企業が存在するかは問題でなくなりました。

むしろ田舎ほど価値が高まっているのが現状です。

しかしそうは言っても企業や経営者に求められる本質は変わるものでは有りません。

時代を読む能力、自社のあるべき姿を思い描き形作る創造力、それを強い信念で実行する行動力、不屈の精神で継続する忍耐力。

考えてみるに、これらを学んだ場がJCでした。

地域にとってこの学びの場を供給し続けるのが赤平JCの役割だと考えています。

直接に手法を学ぶだけでは有りません。むしろこれは小さな利です。大きな収穫は、求めて行った場での素晴らしい人との出合いです。

この学びの場、出会いの場を提供するのが赤平JCの役割ではないでしょうか。

確かな目で未来を見つめ、しっかりと地に足を付け、驕ることなく、赤平JCよ永遠たれ。

====ここまで

こんにちの自分があるのは、赤平青年会議所に入会させていただいたおかげだと、当時誘ってくれたSさん、また一緒に活動したメンバーには心から感謝しています。

人数も少なくなっていますが、赤平青年会議所がこれからも末永く存続することを心から願ってやみません。
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この話題避けて通れません。

牛挽肉に豚肉を混ぜた問題。だんだん広がっていきます。

同業者なので、避けたいのですが、避けて通れませんね。その2。

今朝社員全員の携帯メールへ次の文章を配信しました。(携帯を持っていない人へは配信できませんが)

苫小牧食品会社の牛挽肉問題がニュースとなっています/創業以来我が社では「偽装は絶対だめ」と言い続けてきました/まじめに営業していると売れずに赤字の時もありました/しかし、自分たちの正しさはU食品の倒産で証明されたのです/実は今回の牛挽肉問題は、他におおきな示唆を内包しています●それは、自らの不正は論外だが、うっかりミス、間違いさえも許されない社会だということです/産地表示シールの貼り間違えなど/他のものが混入するなど。沢山あります/今回の社会の指弾を真摯に受け止め仕事に励んでください。

社員へのメールは、ここまでです。

ところが間違えも許されないという言葉の端から、我が社でもその間違えがあったんです。

メキシコ産の牛肉を納めるお客様に、納品伝票はメキシコ産のままアメリカ産の牛肉を納めていました。

伝票と商品を付け合せれば気の付く間違いですが、見逃していました。なさけない。

これからは「これはイージーミスです。申し訳ありませんでした」と言っても許されません。

よ~~し、たった今から経営者としてふんどしをもっともっと引き締めるぞ~。
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あきらめないで、

苫小牧の食肉加工会社のミンチ偽装問題。

同業者なので、避けたいのですが、避けて通れませんね。

たった一つの出来事ですが、食品衛生法や日本農林規格(JAS)法違反、あと不正競争防止法違反(虚偽表示)となります。ほかにもまだあるのかな。

日常の業務なのに、法でぐるぐる巻きにされ逃げるすべは無いはずです。

でも、今回の事件。

ほとんどの企業は、雪印事件で震え上がったはずです。

また、直近ではペコちゃん問題。

あと何箇所、表に出たら、こんな問題が無くなるのでしょう。

消費者の皆さん、
これからも、商品を見る目の気を抜かない、そして手を抜かないでください。重要なことです。、でも何が大事かって、そう一番大事なのはあきらめないこと。かな。

厳しい目で企業を見る、経営者を知る。そして商品を・・。

企業に愛情を持つなら、社会を信じるなら、あきらめないで意見を言い続けてください。
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