ジンギスカン祭りに思う

ジンギスカン祭りを滝川で計画しています。

その実行委員会に入っているのですが、意見を一つ。

実行委員会の予算書を見ると、総予算は330万円。その中に、補助金という項目がありこれが120万円。

実に予算の36%にもなるのです。

これでは、補助金が無くなった時点で、祭りもやめなくてはなりません。

ジンギスカン祭りを続けようとするなら、予算的に自立させること。これが大切です。

お金が無いなら知恵を出しましょう。

使える予算に限りはあっても、知恵は無限です。

搾り出した知恵で、楽しい祭りを演出できるなら、あとからでもお金は付いてくると考えるのですが、どうでしょうか。
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ひつじを滝川市の特産品にしよう

私どもの会社のある、北海道滝川市の近郊は、昔は羊が沢山飼われていました。

理由の一つに北海道立滝川畜産試験場(新得へ併合)が有ります。

滝川畜産試験場は、明治期に現在地東滝川にて農商務省種牛牧場滝川分場として発足したのです。

大正時代からは滝川種羊場へと名称も変わり、その広々とした大地に羊が放牧されていました。

その影響か、近郊の農家でも羊が飼われてたのです。

私は滝川の隣町赤平市の幌岡小中学校に昭和31年から39年まで在籍していましたが、遠足といえば2km歩いた東滝川の種羊場へいくのが定番のコースでした。

羊ののびのびした姿と、糞の匂いが思い出です。

羊の種類はコリデール種でしたが、いまは肉用種のサホーク種が中心ですね。当時は羊からは羊毛のほかに肉もとり、それをジンギスカンにしていたのです。

ところが現在は近隣市町村には、ほとんど羊はいなくなりました。しかし、現在1ヶ所羊を滝川の特産にしようと頑張っている人がいます。

今年から初めて仔羊を出荷しますが、もう少ししたらそれを発表しますので、少しお待ちください。
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米国産牛肉輸入再開に意見

今日の北海道新聞に、厚生労働省と農水省が、札幌で消費者や生産者へ米国産牛肉の輸入再開の説明をしたとの記事が出ています。

記事の内容は新聞を見て欲しいのですが、肉屋としての私の意見です。

肉屋として考えると、商品の品目数増加は外食産業のお客様の要求もあり当然と考えます。

しかし、肉屋といえど同時に食べる立場でもあります。

現在国内で消費される牛肉は、1頭残らず産地を特定できる態勢が整い、しかも、きちんとBSEの検査もされています。

これで売る立場の肉屋は安全な肉を売れるようになり、消費者も安心して買えるようになりました。

それをなぜ変えるのでしょうか。

せっかく作り上げたこのシステムを、いまさらなぜ壊すのでしょうか。

そればかりではなく、食肉業界にとってもマイナスとなります。

食肉業界は、消費者に偽装問題以後不信感をもって見られていました。しかし、それも、BSE問題以来のこのシステムによって、信頼は回復してきています。

食品の安全は、国の基本的政策で無ければなりません。牛肉の産地表示の厳しさは、むしろ歓迎されるべきです。

こう考えると、米国産牛肉の安易な輸入再開は、消費者にとっても何もいいことは有りません。また、生産者も含む食肉業界にとってもマイナスとなります。

誰のために、規制を緩和してまで、規制を変えてまで、輸入を再開するのでしょうか。
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社員の死

経営者にとって一番辛いのが、社員の死や怪我です。

この辛さは社員に対しても、パートさんであっても同じです。

現在100人前後社員とパートさんが働いていますが、過去にその辛いという死に立ち会ったことが三度あります。

一度目は創業して3年目に経験しました。

38歳の男性社員でしたが、朝の5時に奥様からご主人の呼吸が止まっていると、震えた声で電話がありました。

その社員は、奥様と育ち盛りの子供さん2人の父親でした。

この時に二度と同じ経験をしたくはないものだと、心から思ったものです。

以来、交通事故と健康には特別の注意をはらっています。

会社は創業時から禁煙手当を支給していて、これは社員が日常的に健康へ目を向けるようにと制度を整えました。

禁煙手当は500円から始まり、現在は6500円/月の支給となっています。

この手当を得ている者は、正社員48人中21人で、全員にこの手当を支給するようになり、経費が増えたと嬉しい悲鳴を聞きたいものですね。

さて、当社の仕事は食品を扱っていますので、関係官庁は保健所です。

保健所では1年に1回健康診断をしますが、その健康診断では項目が足りないので、別途に出張健康診断車を持っている病院と契約をして、健康診断を実施しています。

ただこの健康診断の結果は、会社で経費を出そうが、社長といえども知ることはできません。

それはいいのですが、問題は健康診断の結果が悪く、社員パートさんに再度精密検査を勧めるという、次の手段を取れないことですね。

最後は自己責任になるのですが、靴のそこから足を掻く。いつも健康診断の季節になると、そんな気分を味わっていますす。

今年も健康診断実施月となりました。
 
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水道水を節約するには

話しの本筋とは変わってきますが、30年くらい前に、これから何年かたったら日本も水にお金を支払うようになると、話している人がいました。

ずいぶん未来を見通せる人もいるものだと、感心してその話を聞いていましたが、いままさにそうなっていますね。

当時でも、外国ではミネラルウォーターを売っていましたが、冷蔵庫の中を見て不思議に感じたことを覚えています。

今朝のテレビで札幌市が、豊平川の水道水を売っている。それも人気があるとニュース報道されています。

塩素は入ったままなのかなと思い聞いていたら、活性炭で塩素を除いて販売しているとのコト。

さて、節約の話しです。

弊社は肉類の加工ですから、水をかなり使います。他にも、トイレやトイレでの手洗いとか清掃などに相当量の水を使います。

この節約を、どうやったら節約できるか考えました。それも自然に、ストレス無くです。

それまでは、蛇口を回して水の出し止めするコックを使っています。

考え方の基本は、水をだすのは面倒に、止めるのは簡単にです。
 
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節約するこころを育てる

必要ない場所の電気は消すこと。
水は大事に使え。
ガソリン節約には、急発進、急ブレーキは駄目。これでは車を傷める。

等々、いくら口をすっぱく言ってもなかなか直りません。

日常的に作業をたくさん抱えている社員にとって、このようなことは、細かなことと、どうしても後回しになってしまいます。

しかし、会社を運営していく上で、無駄の排除は当然必要なことです。しかし、それより大切なことは、その心構えの醸成です。

必要ない場所の電気は消すこと。

なんど言っても、朝来て見たらトイレの電気がついています。

困ったなとは思うものの、小言を言う方も嫌なものであり疲れます。

そんな時、ひらめいたのです。『そうだ、電気をつけるから消すのを忘れるのだ。じゃぁ、電気をつけなきゃいいじゃないか』と。

それでトイレの電気をつけないことにしました。スイッチがないので、電気をつけたくてもできません。

で、どうなったと思います。
 
 
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仕入れる。

むかし養豚場を運営していました。

親豚が100頭いて、年間約2000頭の出荷です。

その豚は、仲買人を通して、プリマハムへ出荷していました。

株式会社アイマートは1983年創業です。創業時の苦労はひどい物でしたがその話はおいて。

当時街中の精肉店は次から次へと、スーパーに飲み込まれ、風前の灯、あと数件を残すのみとなっていたのです。

そんな中に精肉店を開店したのですから、まわりはすぐ潰れるの大合唱です。

私は、自分の養豚場で育てた豚をプリマハムへ出荷していたので、プリマハムには愛着を持っていて、生肉をはじめハム加工品は当然プリマハムから取ろうとしたのです。

ところが、プリマハムでは「売りません」と、断ってきました。

周りの状況を見ると、それも解るような気はします。

それで、次の案として「現金でお取引をお願いできないでしょうか」と、気分は少々悪かったのですが、丁寧にお願いしたのです。

ところが、ところが、現金でも売らないというのです。

これには怒るより、おどろきあきれましたね。

当社から豚を出荷しているんですよ。それに、経営内容などもある程度わかっているはずです。いざとなったら、その豚の代金を担保に押さえればいいはずです。

それより何より、現金でも売らないと言われたのには、裏を返すとよほどあぶない会社だと思われたのだろう、またこれが今の自分の実力だとあきらめました。

そのあと、少しずつよい会社になるにしたがって、プリマハムは営業に来ますが、私が生きているうちは、取引は無理ですね。

しかも、私は120歳まで生きる予定です。
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音楽が嫌いな理由

私の嫌いなものの筆頭に歌がある。だからカラオケは行かない。いままで3回だけ行った。

他には、野球とサッカーなども好きではない。というより好きな人には申し訳ないので遠慮しながら言うが、嫌いだと言いたい。

なぜ歌が嫌いになったの?

下手。これが一番の理由?

これもあるが、ちょっと違う。

理由を考えて見たが、さかのぼると、小学生1年、2年生の過去に理由は発っしている。

当時は担任の先生が音楽の先生もかねていて、全員合唱の練習中にこう言うのだ。

「このクラスは、みんな歌が上手だね~。もう一度、はい、、」と何回か唄ったあと必ず
「岩井君と、○○さんはちょっと休んでください」
「はい、も一度、、、」と、また合唱をするのだ。

その休んでくださいと言う、○○さんは、クラスで一番勉強のできる女生徒だった。

で、その人と一緒に休んでくださいと、言われたので私は、『私も別格なんだ。』『歌がうますぎるから休め」と、言われていると思っていた。

ず~と、そう思っていた。

とんでもない勘違い。また、考えようによってはおめでたい人間。それとも小学1年生で、まれに見る自信過剰人間。

そういう勝手な思いは、小学1年生から3年生まで続いたのだ。

小学3年生になって、女の先生が担任になったが、その先生は私の歌が下手なことをはっきりさせた。

どうはっきりさせたか覚えていない。またその先生にうらみは無いが、小学校1年と2年の時の担任の先生には、、、

あとは、想像に任せよう。

この辺から私は音楽が嫌いになった。

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脱税はしないと決めた日

社会へ出たての頃の話ですから、もう数十年前の話しです。

銀行のロビーで週刊誌(週刊朝日だった記憶がある)を見ました。その印象はいまだに強烈に残っています。

それはパリの花売り娘ならぬ、同じパリの花売りおばぁさんが街頭に立つ白黒の写真と、短い記事でした。

その記事を読んだ時のことです。

記者がする幾つかの質問の中に「おばぁさん、生活が大変でしょう」と言いました。

すると彼女は怒ってこう言ったのです。「これでも税金をちゃんと払っているんだ。馬鹿にしなさんな」と。

そのような事が書いてありました。

威張れた話では有りませんが、当時の私は税金に対する意識はかなり低く、できることなら税金は1円も払いたくないという考えでした。

建前の税金を払うのは国民の義務だと言うのは解っています。またそのお金で社会基盤を整理する。

これも、あれもみんな解っています。

しかし、苦労をして手に入れた現金を、実質儲かっていると言う自覚も無いまま、税金として支払うことに納得できませんでした。

当時はですよ。

どうやったら税金を収めないで済むか。支払うとしても出来るだけ少なくする努力をしたものです。恥ずかしい話し行き過ぎた節税も含めてです。

そんな私でしたから、この言葉はショックでした。大げさではなく感電した感じです。

それ以後必要な税対策はするが、脱税は決してしないと心に決めています。

そうは言っても、最近の官僚、警察官、厚生省の役人、外務省、等々数え上げればきりがありませんが、その行状を見るに付け、ちゃんと税金を支払っているだけに腹立たしい限りです。

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ダヤンさんに感謝

今日はダヤン(社員のインターネット名)さんを見直した一日でした。

以前から計画していたインターネットショップへ登録終了。あと更新のみ。

その手際と準備のよさには脱帽です。そのほかにも日報のやり取りのシステムの準備もしていますが、これも今月中には完璧な姿で終了させるでしょう。

ヤフーオークション
Seesaaショッピング
livedoor デパート

昨年4月からホームページを改築しはじめて1年を越えました。今日現在で日に70件のアクセス数。

なかなか増えません。恥ずかしながら一応1000件/日が当初からの目標です。

今日はもう一つ嬉しいことがありました。

スターさんが、ブログを開設していた。

ブログ名は、35歳から英語勉強して良いかな?です。
http://eigotokakutou.moe-nifty.com/(本部ログは、2013.04.28現在繋がりません)

もちろんいいともー

ちょっと古いかな。

4月14日に個人でもブログを作ろうと、中間決算報告で話したばかりです。行動に移すのが速いですね。
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