あすから10年目

今日で、今月20個目。

そして2005年4月1日から始めた本ブログも明日から10年目に入ります。

第一話目が、耳の後ろは特にきれいに洗うんだよ、と、70歳を前に亡くなった祖母の思い出から書き始めましたが、今は自分がその立場にいます。

 

いまさら何を言っていると、言わないでください。

時々おもうのですが、人生って考えていたより短いですね。

10代までは、目の前が自分の世界ではあったのですが、これと空想の世界の区別がなく、困ったときは鉄腕アトムや鉄人28号が助けに来てくれると本心から思っていました。

10代の頃は、早く20歳になりたくてバタバタしていたものです。高校生の頃一刻も早く社会へ出たく、進学は早々とあきらめました。

20代は、お金が欲しい。社会的地位が欲しい。良い家が欲しい。いい車にも乗りたいと欲の塊。

30代は、見えるものにしか興味がなく、目いっぱい遊んで、たらふく飲んで、手一杯仕事をしてと寝る間も惜しいと思ったものです。

40歳になると、「あれ~~、こんなはずしゃない」と、言うことを聞かない体と会話が必要になりました。

50台に入ると、人間ってなまみなんだと、あちこちしょっちゅうトラブっていましたが、でもそれに比例するように世間との軋轢は減っていきます。

60台に入ってからは、油断するとすぐ過去を振り返りそうになります。その証拠にクラス会は居心地がいいですね。

 

ということで、意識して前を見なきゃと思う今日この頃ですが、10年目もよろしくお願いいたします。[^^;;

 

 

冤罪で起こった二つの大罪

今朝の北海道新聞、大きく出ていましたね袴田事件再審決定。

これっておおごとです。

そこで、ここまでで気が付いたことを二つ。

一つは。

冤罪とは、他人の人生をめちゃくちゃにすることですが、これって犯罪じゃないの?

しかも国家の。

つまり、冤罪を作り出した人は、法で裁かれないのですかと、言いたいのです。

人間の尊厳を傷つけるので名誉棄損。

それとも、普通に生活している人をだましたので詐欺。

いずれにしても、はっきりと国家による暴行事件だといえますが、もし獄中で亡くなっていたら、殺人事件です。

 

もう一つは、

犯罪者が捕まったら、それで普通に考えると捜査は終わりますよね。

ということは、本当の犯人は逃げおおせたことになります。

これも、逃がした人たち、というか組織は、ある種の犯罪を犯していることにはなりませんか。

 

 

民主主義の危機・・・大阪市長選挙

先日本ブログに『大阪市長選に思う』と題して、納得いかないことを書きましたが、武田先生の内容もほぼ同じ。

偉そうなことを言いますが、大阪の方には、なんとか橋下市長を大事に育ててほしいものです。

 

違うところは、私の方が橋下市長をちょっと多めに好きなところかな。[^^;;

 

====ここから武田邦彦先生のブログから

民主主義の危機・・・大阪市長選挙
「20140325713713.mp3」をダウンロード

大阪市長選挙は「法的」に正しく行われたのだろうか? そして、代議員制民主主義で私たちがもっとも大切にしなければならないのは、なんだろうか?

私は橋下市長と政治的見解も少し違うし、若干、発言が過激なようにも感じる。でも、橋下市長の性格、発言、思想がどうと言うことよりも、民主主義を守ることの方が大きい。橋下市長が独裁的だから、民主主義を捨てるというのは「相手が悪いから、俺も悪くなってやる」という小学生的の論理だ。

今回の大阪市長選挙は「法的に正しい手続き」で行われたのだから、市長権限を逸脱していないし、市長は選挙で選ばれている。だから、いくら気に入らなくても、選挙は有効であり、「自分の考えと違うから、選挙は大義がない(民主主義を捨てる)」という気分にはなれない。

民主主義とは「自分の考えと違う人を認める」ということだ。そこに、選挙があり、議会があり、議論がある。それに対してヒットラー、スターリンなどの恐怖政治は、現在の日本のNHKのように「誰かが正しいことを決めて、それに反する人はシベリア送りにする」とか「内部で何かを決定しても、決定過程が完全に不明瞭」という「村八分精神」が好きなのを「全体主義」という。

「どちらが好きなのか、はっきりしろ!」と言いたくなることがある。たとえば「クールビズ」だ。政府に言われなければネクタイを取れないなどいうのはまさにヒットラーで、ここまで国民の服装を制限する国はもうあまりない。

ところで、大阪市長選挙だが、既存政党(自民党など)が対立候補を出さない理由として「選挙に大義がない」と言っている。また中央政界では≪旬は過ぎた≫と、これまたまったく意味不明の発言をマスコミが報道している。

まず第一に、選挙には常に大義がある。そして選挙をするかしないかの決定は法令で定まっていて、その「法令」は国民の間の合意である。だから、政党や議会は選挙が自分に不都合でも法令に基づく選挙には自分の所見を述べて立候補しなければ、その後の発言権はない。

もし仮に(これはマスコミの記者が取材で明らかにするようなことだが)、既存政党が「今度の大阪市長選挙は大義がないので、選挙に行かないように」と呼びかけたとしたら(テレビなどでは同じ意味のことを言っている。つまり今回の選挙は無意味だと言っているので、無意味なことをしろと言うのもおかしいからだ)、それは政党を解散しなければならないほどの全体主義思想(自分が正しいという思想)と言える。

選挙民(市民)が「気分が乗らないから投票に行かない」というのは良いが、政党(公式な政党)が選挙が嫌だから対立候補を出さないというなら、それは民主主義自体の破壊である。

大阪市議会が「大阪都構想」に賛成しているなら、橋本氏の応援に回り、反対なら対立候補を出すべきだ。今後の議会にもよるが、もし議会が橋下市長に協力しないということになると、大阪市はいったん、民主主義を止め、政党と議会を解散し、あらためて民主主義をやり直さなければならないだろう。

地方自治が市長(首長)と議会という二重代議員制をとっているのはそれなりの理由がある。市長と議会はお互いの意見を尊重し、意見が対立したからと言って、制度自体を否定するのは不見識だと私は思う。選挙を放棄した政党は、今後、橋下市長に反対することはできない。

(平成26年3月24日)

====ここまで引用

 

もう一つ違うところがありました。

 

私より数段説明の仕方が上手です。当たり前ですが。[^^;;

 

 

NHK受信料のこと

NHKの受信料は、今度1310円らしいです。

らしいと書いたのは、支払いは銀行振り込みなので、いくらか知らなかったもので。

 

前に書きましたが、消費税の改定によって税額が上がりあらゆる商品の価格見直しが行われています。

新聞やNHKは商品の値上げと言っていますが、商品が上がるのではなく、税金が上がると正確に書いてほしいものです。

 

でも、NHK受信料金は確実に値上げです。

本当は税金が3%あがるのですが、NHKの場合は全部税金だと思っていますから。

 

さて、この受信料、支払いの仕方が納得できません。

だいたい、受信料の支払いとは言いませんよね。徴収と言います。

 

理由は2点。

まず、金額は良いのですが、強制的に徴収する、この取り方が気に入りません。

見たくない人は見なくても良いようにして、希望者だけ支払うようになぜできないのでしょうか。

 

で、もう1点じゃ、内容です。

偏っていますよね。

そんなこと無いとは言わせません。

もみ~(NHK会長)がはっきり言っていますよね。「私は偏っています」と。

偏っているならそれでもいいですが、では「その偏った内容が嫌だ、だから見ない」と思った人は見なくてもよくする。

つまり、受信料金を支払いしない。これが良いと思います。

それなら、OK牧場。[^^;;

 

 

大阪市長選挙に思う

公約『大阪都構想選挙』が終わりました。

結果は下記の通り。

・橋下徹氏(大阪維新の会・前) 37万7472票
・藤島利久氏(無所属・新) 2万4004票
・マック赤坂氏(スマイル党・新) 1万8618票
・二野宮茂雄氏(無所属・新) 1万1273票
・無効票 6万7506票
・無効票のうちの白票 4万5098票

・得票率 23.59%

こんなに盛り下がった選挙も珍しいですね。

 

さて、なんでだろうと考えてみました。

報道では、橋下徹氏の一人芝居、一人相撲だ、意味のない選挙だった、大義が無いなど。

これらはすべて公党の言い分ですが、勝手なことを言うなと言いたいですね。

結論、盛り上がりに欠けた選挙になったのは、大政党が民主主義を無視し、そしてその手段である選挙を軽視した結果ではないでしょうか。

自分たちの政党内に人材がいないことを、意味のない選挙で逃げるなんて、政党の義務放棄です。

そもそも意味のない選挙なんてありません。

もし仮にそうであったら、それを前面に押し出し候補者を立て戦えばいいものを、能力の無い政治家が何をかいわんです。

結果、選挙で勝ったので信任を得ました。

それが民主主義のルールです。

民主主義のルールの土俵に登らず、反対する資格はありません。

信任を得ていないという人に言いたいのは、信任を得ることを放棄した人たちが何を言っているの?と。

偉かったのは市民ですね。

わざわざ白票を入れに行ったのですから。[^^;;

 

社員、パートさんのこと

いま3月18に日書いたブログ記事財産とリスクを、もう一度見直していました。

 

なんかへんだなぁ~。[^^;;

ここです。

『日常の仕事振りはもちろん、話し方、話す内容、そしてその人の性格などを読み解き、考えや行動で将来を予測するしかありません。一を聞いて十を知ると諺にありますが、一を聞いて百を知る。』と。

この『一を聞いて百を知る』って、もの凄い高飛車なものいいですよね。

だって、一つしか聞かないの、相手の言うことが百もわかるという話ですから。

恥ずかしいです。
言い換えます。百を聞いて一を知るでした。

何回も接して、やっとわかるのが人間ですから。

社員も当然で、話しの内容はもちろんのこと、もっと知るには後姿から歩き方まで。顔色や声のトーンまでと、とにかくいろいろな機会を通じて知るしかありません。

 

あれ~~、何を言いたかったか、分からなくなりました。[^^;;

 

合鴨のニギリ

北海道も春の足音がすぐそこまで、・・・聞こえると思ったら、気象予報では大荒れとか。

でも、札幌まで高速は通行止めにならず、いけました。

2014.0321合鴨のにぎりDSCF8869

道中お腹がすいたということで、回転ずしで夕食を。

まずっまずっ。

 

その中に見つけた合鴨のニギリ。

鴨飼育者として、これをみちゃ注文しないわけにはいきません。

これは口に合う物でした。でも外国産、・・・のはず。

 

ところで、国産の鴨ニギリを出している店を、どなたか知りませんか。

飛行機代金がかかっても食べに行きますから。[^^;;

 

 

財産とリスク

きのう書いた『私が考える会社運営の一番のリスクは社員である』と、この件、続きです。

会社のリスクは社員である。そして、会社の財産もまた社員である。

しかも、二種類の社員がいるのではなく、社員一人ひとり、パートさん全員が個々にその両面を持っているのです。

 

何を言いたいか。

例えば十人の営業マンがいて、そのうちの一人の能力が高く、売り上げの99%を稼いでいたとします。

この人は間違いなく会社の財産です。

しかし、もうこれだけで、十分会社にとってはリスクですよね。

分かりやすく言うと、その人の退社によって売り上げの99%が無くなるわけですから。

しかし、その人に営業能力以外に、部下を育てる面白さなどのやりがいを与えることができれば、掛け算で財産は増えます。

ある一人の社員を財産として生かせるか、それともリスクが顔をだすのか。

それをさせるのは、経営者だと、こういいたいのです。

 

しかし日常仕事で付き合っているだけでは、なかなかその判別はつきません。

だからと言ってその判断をするために個人的な付き合いをする分けにもいきません。

そんなことで、気が付いたときは遅かったと、こうなります。

 

ではどうするか。

日常の仕事振りはもちろん、話し方、話す内容、そしてその人の性格などを読み解き、考えや行動で将来を予測するしかありません。

一を聞いて十を知る と諺にありますが、一を聞いて百を知る

これでも足りないかな。

私の場合は、話すときのしぐさや手振り身振りはもちろん、歩き方まで参考にします。

 

で、お前はどうなのとの質問には、

 失敗ばかりです。

でも、罪産はクスリということで。[^^;;

 

 

財産とリスク

今日の記事は長いですよ。[^^;;

 

私は株式会社アイマトンの代表取締役です。

でもブログではあまり会社のことは書きません。

もともと会社の宣伝というより、私個人を知ってほしいという意味合いからですから。

でもブログタイトル『e-肉店アイマトン社長日記』で、経営者であるということは分かるようになっています。

 

さて、弊社では、お客様と仕入業者様との間に立って商品をやり取りしています。

主たる商品は肉ですが。

商品を仕入れ(作って)お金を支払い、お客様へその商品を売って代金を頂戴するのです。

分かりやすく書くと、物をお金に換え、そのお金で物を買い、またその物を売ってお金に換える。

つまり、物、金、物、金、物、金、・・・と、永遠に繰り返しています。

 

この行為の中で、たまぁに売ったお金が頂けないとか、商品を仕入れることができなくなった。

また、途中でお金が足りなくなったなど、いつも種々のリスクを経験しているのです。

 

このリスクの中で最大の物はなんだろうかとよく考えるのですが、実は人なのです。

先ほどの、物、金、物、金、物、金と繰り返す間には、必ず人が介在しています。

この人手がなければ、会社は成り立ちませんから、人は財産だというのが世間の考えです。

私ももちろんそう考えています。

しかし、財産なだけにその人が辞めてしまったら、財産が失われるわけですよね。

これは、幹部はもちろん、社員、そして末端のパートさんまで言えます。

ところが、財産がなくなるだけでは済まないことが、ままあります。

依然経験した例で言うと、弊社を辞めた社員が同業者へ行きました。

そして営業部長をやっています。

お客様も商品も知っている人が、同業者の営業部長ですよ。しかも同じ営業エリアで。

これなど一番分かりやすいですよね。

財産とリスクが同じであると言える例として。

その人は、物もお客様も知っているわけですから。

 

整理すると、私が考える会社運営の一番のリスクは社員である。

と、こう考えています。

財産とリスクは表裏一体なのです。

 

でも、中にはリスクだけの人もいます。財産ではなく罪産ですね。

こんな人が同業者の営業部長であるなら、弊社のリスクはそっくり相手に行っているので、こんな場合痛快なのです。

 

でも、絶対顔には出しませんよ。[^^;;

 

 

昼寝中のばあちゃん

日差しが強くなってきましたよねぇ~。

つって、先日もこの書き出しでしたね。

すいません、嬉しくてうれしくて、つい。。

2014.0315まぶしい鴨DSCF8768

でも北海道の朝の気温は、まだマイナス5度くらい。

鴨畜舎のなかで、プラスマイナスゼロ℃。

ゼロ℃は鴨にとってちょうど良い温度とは言えません。

それが、この日差しの強さで日中はプラス18度くらいまで上がります。

これがめちゃくちゃ気持ちいいのです、鴨にとって。

えっ、鴨に聞いたのかって。

はい聞かなくても分かります、昼寝姿を見てください。

我が家のばあちゃんみたい。[^^;;