これは昨日の話し。
夕方近くに訪問したジャンさんの羊牧場。
お父さんが牛を飼育していましたが、自分で羊の牧場をやりだしたとのこと。
チーズ工房からかなり上がったところに乳を搾る場所があります。
聞くと海抜840m。
ジャンさん当然ながらフランス語で「いま羊を連れてくるからちょっと待っていろ」と。
たぶん。
そのままものすごい勢いで自転車で下がっていきました。
いま立っている所は海抜840m。
ん?、さっき書きましたね。
で、ここまで上がるには日光自動車道路の1/3くらいの細い車1台分の幅しかないうねうね曲がりくねった道を上がってきます。
人でも滑りそうなのに、乗った車は大丈夫かと思うほど急こう配です。
でも、なんとそれより高いところにも羊がいるのです。
写真中ほど右側に30頭ばかりのヒツジが草を食んでいますよね。
あそこまで上がるには腹が減るだろうに。[^^;;
840mの高さから、登ってきた元の街がこんな感じで下に見えますから、どれほど高いところか分かりますよね。
下りるときはまっすぐ滑り落ちたら里まで2分だな。
と、考えながら写真を撮っていたら上がってきました。
羊とジャンさん。
前を歩く(走る?)自転車の後ろに羊が150頭ほど。
その後ろにはワンちゃんが付いて(追って?)来ています。
このまま建物に収容され羊は乳を搾られるのです。
で、ここから高低差で100mほど下ったところでチーズとなります。
それにしても何と過酷な条件で羊を飼っていることか。
そう思っていましたが、訪問した羊牧場さんはみな似たよう環境でしたね。
山に羊と共にへばりつくようにチーズ工房があります。
2月のオーストラリアは草原で飼育されていましたがここフランスは山岳飼育とでもいうのでしょうか。
思うのです。羊(よう)こんなところで飼っているなと。[^^;;
と言っても実はこのような飼育の仕方羨ましいです。