子供のころ『肉は腐れかけが一番おいしい』と聞いたことがあります。
これはたぶん熟成のことを言っているのと思うのですが、そこで調べてみました。
熟成とは。
肉が凍る寸前の温度、つまり1℃から4℃に設定。湿度を湿度60%~80%にして風を送り20日から60日寝かせる。
と、まぁこんな感じのようです。
熟成すると室内にかび臭さはなくて漂うのはナッツのようなまろやかな香りになるとのこと。
実際一昨日食べえたものはまさにそうでした。
味はもちろん歯ごたえも奥歯が無い私でもかみ切れるもので繊維がほぐれるのも納得です。
写真は、昨日訪問した店・・・・と、名前は伏せます。理由はあとから分かりますが。
一昨日、昨日と食べログで調べて熟成肉を楽しんできました。
一昨日は大いに満足したのですが、問題は昨日の話です。
メニューの中で一番高い熟成リブロース3241円を頼みました。
で、焼いているのはどう見てもサーロイン。
「私の肉はどれですか?」と。
「これです。リブロースです」と焼き方のお兄さん。
でも『どうみてもサーロイン』だと思うのですが。
ここまでは私が思った話です。
でも、焼いているお兄さんがちらちらとこちらを探るような目で見ています。
この所作から、『やっぱり頼んだものではないな』と納得したのです。
先方からこの肉怪しいよぉ~とサインを出していたのですから。
しかも、固い、硬い、堅い。もしかして熟成が足りないのかも。[^^;;
でも、ビールが美味しかったからまぁ、いいかと。
こう思ったのもつかの間、ビールを注いでいる店長さん、ビールを飲みながら仕事をしているのを発見。
自分が飲むから美味しい入れ方を知っているのだなと変に納得です。
あの~、言いにくいけど私は肉屋ですよ。
と、心の中で小さく。[^^;;