今日15日は、ひと晩だけのオークランド。
乗り継ぎの影響かな、これしか方法が無かったのか、なんかへんです。
しかし、この機会を有効に使い勉強したいと、ガイドさんに「美味しいラム料理の店を紹介してください」と、少しだけ期待して頼みました。
そこで、紹介されたのが今回の『トニーズ ロードネルソン』。
結論を言うと万馬券を当てたようなもの。(馬券は買ったことはありませんが、当ったらこんな気持ちになるかも)
まずは写真を見てください。
RACK OF LAMB $30( ほぼ2700円)
stylish presentation of this most flavoursome cut served with minted bearnaise
店の雰囲気も素晴らしいですが、スタッフもこれまた良い笑顔で出迎え。
このブログを書くここにいたっては、思い出しても全てがよく感じますね。
先日11日に書いた、Hay’sを、私の中では完全に越えましたね。
兎に角うまい。
考えてみてください。今日で9食目のラム料理ですよ。昨日なんか2/3残しています。
正直な話、もうほとほと嫌気が差していましたが、頭に『ガアァ~~ン』と目が覚めるほどの衝撃を食らいました。
ラム独特の臭みはまるで無く、そうかと言ってラムの味もこれまたきちんと出て、申し分の無いものです。
また、オーダーを取るとき、「ミディアムにしますか、レアーにしますか」と、ラム料理で聞かれたのは初めてです。
このオーダーの取り方からして、全てが美味しくいただくように、考えられている。そんな感じがしました。
さて、約束のブログ用の写真を撮り終えて、『今日もまた量が多いなぁ~、こりゃ残すかな』と感じながら。
しかし、それからあとは何も言わずに無言で、むしゃぶりつくように一気に、ラム肉だけを食べてしまいました。
気が付くと、ウェイトレスさんが一人ニコニコと「いかがでしたか、美味しかったでしょうか」と、タブン聞いているようです、もちろん「グッド、ベリーグッド、ベリーベリーグッド」と私。
しばらくすると、また別な一人のウェイトレスさん。
私はまたまた「ベリーグッド、ナンバーワン、スペシャルディナー」と。解ったかどうか。
で、間もない内に、なんとまたまた別のウェイトレスさん、「楽しいディナーでしたか」と、言いながら笑顔で立っているではありませんか。
「グッド、ベリーグッド、サンキュー、サンキュー」と、感謝を表しました。
やれやれ終わったと思ったら、次にまた別なひとですよ、「楽しいディナーでしたでしょうか」と。たぶん。
「ベリーグッド、センキュー、デリシャス、ナイスディ、ハッピーディ」と、知っている褒め言葉らしき単語をすべて並べてみました。
私の褒め言葉が嬉しかったのか、5人のウェイトレスさんの内、4人も挨拶(ちょっとちがうかな)に来ていただくとは、嬉しいかぎりです。
本当に美味しかったので、これっくらいなんの苦労も有りません。
この味を越えたレストランを探すのは大変かな。でも、Hay’sの時もそう思いましたから、これはわかりませんが。
あっ、一つだけ気になったことを。
ラムの脂を全部はずしてありましたね。
ラムの臭いは脂から出ています。しかし、それを外すことによってラムらしさが無くなる、これも事実です。
しかし、今回の料理はラムらしさを残しながらですから、何の問題も有りません。
私が入店したのは6時少し過ぎ。
その後、次から次へと地元の人でしょうね、店へ入って来ます。
この地元の人たちを見て、ここは美味しい店なんだなと、あらためて確信した次第です。