タイトルを変えました、死に損なったこと と。
どうもこの方が妥当だと思うのです。
理由は、九死に一生は外からの力。
死に損なったこととは自分で招いた事象だからと考えました、今回はそのままなので。
さて、20歳ころの話しです。
当時農家の農協青年部と言う団体に入っていました。
20歳ですからお酒は飲めます。
私はどちらかと言うと運転手なのでお酒は飲んでいませんでしたが。
いつも仲間が集まると、まず赤平で飲み始め、いいころ加減に酔ってから15km離れた滝川へ繰り出します。
ある日、いつものように4台に分乗して滝川へ向かいました。
誰が早く着くかの競争です。
暴走族ではありませんでいしたが、いつも暴走状態。
だいぶ昔のことですから記憶は定かでありませんが160kほど。(たぶん記憶違いでしょうが)
あと5kmで滝川だというとき、2番目を走っていた私のマツダルーチェをトヨタのコロナが追い抜きざま1m前を横切りそのまま左の崖下へ滑り落ちていきました。
しかも、コンクリートのガードレールをかすめながら。
その上、あと10mほどで川です。
後から見たら、スリップ根を1.5倍に広げながらでした。
崖から真っ青になった男女3人が這い上がってきましたが、私はコンマ1秒もなしで巻き込まれたかと思うと、これまた背筋が寒く真っ青だったことでしょう。
たぶん。
当時はいいかげんでした。誰も怪我もしなかったので警察に届けもしませんでした。
その日以来、誰もツルンで飲みに行こうとは言い出しませんでした。
この事件はみんなにとって
命のはかなさ、尊さを知った1秒だったのでしょう。[^^;;