弊社へ来られるお客様は多くても5人くらいでしょうか。
ところが、昨日は40人ほど。
創業以来。[^^;;
現在エゾシカ処理場を運営している会社関係。また、これからエゾシカの処理場を計画している人。
他に、北海道庁、エゾシカ対策室、保健所、エゾシカ協会、生協さん等々でほとんどがエゾシカ絡みです。
弊社にては、3交代に分かれて処理場を見学。
で、そのことが今朝の北海道新聞中・北空知版に載りました。
====ここから、北海道新聞中・北空知版 (2011.09.08)
シカ肉PR まずは衛生
【滝川】
エゾシカ肉の衛生管理に付いて学ぶ講習会が7日、滝川市の中空知地域職業訓練センターで開かれ、道内各地の食肉処理関係者や流通業者ら計30人が解体処理のポイントなどを学んだ。
「シカ肉の消費拡大には衛生管理の徹底が重要」として道が初めて開催した。今後、道東などでも講習会を開いていくという。
エゾシカ協会の事務局長や道畜産公社などの5人が、海外の衛生管理の例や解体時に気を付けることなどを説明。その後、シカの生肉を通年販売する市内の食品卸アイマトン(岩井政海社長)の工場を見学した。
シカ肉は衛生処理の法規制がないため、道が独自に処理マニュアルを設けているが、その内容について参加者から「厳しい」「現実に即していない」などの意見も出された。
シカ肉を扱う阿寒グリーンファーム(釧路)の担当者は「細かい話しが聞けてよかった」、コープさっぽろの商品検査室長は「シカ肉は広く流通するプロセスの途上にあると感じた」と話していた。
(記者署名)
====ここまで(個人名は削除しました)
ここで、一つ疑問が。
記事の中で『参加者から「厳しい」「現実に即していない」などの意見が出た』、という部分。
むろん記事に対してではなく、この意見を言う人に意見ありです。
死人まで出たユッケ騒動を忘れてしまったのでしょうか。
エゾシカ肉は、人の体に入ります。
当然エゾシカの処理で一番大事なのは、衛生管理です。
この衛生管理には一部のすきがあっても駄目なのです。
目に見える汚れなら、掃いたり拭いたりと除去すればよいでしょうが、病原菌や細菌は目に見えませんので、相手はどこにどのくらいいるかも見当付きません。
あらゆることを想定し、それを排除しなければ、消費者に安全・安心を提供できないでは有りませんか。
この「厳しい」とか「現実に即していない」という意見は、自分たちの都合を優先するもので、消費者の安全や健康を考えているとは思えません。
と、ここまでが昨日の話し。
で、続けて今日の午前中の話し。
エゾシカのしゃぶしゃぶに合うというポン酢をサンプルで頂きました。
これで、今晩はエゾシカのしゃぶしゃぶにする鹿ない。[^^;;