65歳定年

定年の65歳まで延長は、平成25年4月から実施です。

えっ、来月の話しだ。

 

会社側にとっては、経費的にとんでもないことですが、働く人にとっては良いことなんでしょう。

ということで、会社は何らかの対策をとらなければなりません。

でも、なんで65歳まで定年を延長するのか、いまいちどころかまるで分かりません。

 

そこで、なぜなのか、無い知恵を絞って考えてみました。

 

これが一番の理由だともうのですが、まず国は年金を支払いたくないから。

詳しいことはともかく、働けば年金を受け取るどころか、積み立てるのですから、国は企業でいうところの収入が増えて支出が減る。

これで、社会保険庁は大助かり。

そのうちに死ぬ人もいるでしょうから、関係官庁は丸儲けです。

 

でも、なんでこんなことを決めたのか。決めた人はまるでわかっていませんね。

50歳代は階段を一段づつ降りる感じで歳をとるのですが、60歳代になると一段飛ばしに階段を下りる感じになります。

で、そのままあの世行とか。

つまり、ひに日に体力、能力が衰えていく60歳代を働かせるのは無理があります。

 

それよりなにより、定年延長で年寄りを働かせて、若い人の職を奪うこの政策。

理解できないというより、納得できません。

若い人を遊ばせるということは、将来の生活保護予備軍を増やしていることにもなりますが、決めた人はそこのところは分かっているのかな。

 

で、私の提案です。

定年は短くする。

例えば45歳とか、40歳でもいいかな。

むろんそのまま残ってもいいと思いますが、再就職を考えると、40代の前半ならまだまだやる気次第で、面白い人生を生きていけますよね。

 

それが駄目なら、定年という制度を無くする、これが一番良いと思うのです。

これから働けるかどうかを国に決めてもらうのではなく、自分で決めるのです。

「俺は気力・能力・体力とも、今が一番充実している。辞めて退職金をもらい、別な人生を生きるんだ」と、こんな人もいて良いのではないでしょうか。

 

国は箸の上げ下げまで決めるの?[^^;;

 

 

武田邦彦氏のブログから

毎度おなじみの武田邦彦氏のブログをそのまま引用しました。

本当は、必要なところだけと思ったのですが、私の意見をどうもうまく伝えられません。

「え~っい面倒だ。そのままコピーだ」ということで。

====ここから武田邦彦(中部大学教授)氏のブログから引用

司法の崩壊・・・「最高裁の罠」(書籍、本日発売)と下地先生の逮捕

「tdyno.51-(6:47).mp3」をダウンロード

三権分立のもとで司法の主たる役割は何か? どこに何が書いてあっても、その第一の任務が「権力から国民の権利を守る」ことであるのは間違いない。もともと司法が権力側にいるなら、簡易裁判所ぐらいがあれば良く、最高裁判所のように国の権力に対抗できる力を持つ司法は入らない。

ところが、立て続けに2つのこと、一つは出版、一つは逮捕劇が起こった。

小沢一郎という政治家は口べたなのか、自分のしていることをほとんど話さない。だから「ダダ漏れ」を支持する私としては信頼していないが、それでも「小沢一郎を起訴した警察審査会は開かれていなかった。最高裁事務総局の陰謀だった」という内容の書籍「最高裁の罠」にはビックリした。

私は科学者だが、この書籍は「科学的事実」が書かれていて、政治の本と言えば政治だが、科学書としても立派な内容で事実がしっかり整理されて示されている。日本のメディアがこの事実を取り上げないのは驚きだし、「小沢が好き、嫌い」を超えて最高裁が犯罪を犯すこと自体が日本を揺るがす。

下地先生の逮捕も司法が権力よりであることを十分に計算した警察の動きである。下地先生は大学の教官で、大阪の瓦礫焼却に反対されて抗議文を正当な手続きで大阪府に届けようとし、その経過の中での駅の通行妨害で逮捕された。

さまざまな動画の記録が残っていて、到底、下地先生を逮捕に至るような通行の妨害はない。むしろ行動は冷静で、尊敬すべき立派な先生であることがわかる。

警察は、街頭、または駅頭のような公共のところにおける表現の自由についての制約(届け出でなど)を最大限に生かして逮捕に踏み切ったのだろう。しかし、すべてを超えて国民の表現の自由が大切なことは言うまでも無い。

もし、日本社会がこれほど権力に弱い状態でなければ、我が子の健康を心配する人たちが表現の自由の元に自らの意思を示すことに対して、警察は届けを出したJR西日本より、国民を守るはずだからである。

自由は戦わなければ獲得できないというが、それは精神が劣るヨーロッパのことであって、武士道のもとに誠実と恩を精神的支柱にしている日本でこんなことがあるのは許されることではない。私も何度か鑑定で裁判の実体を見ているが、日本の裁判に正義を期待することはすでに幻想である。

(平成24年12月10日)

武田邦彦

(C)武田邦彦 (中部大学) 引用はご自由にどうぞ

====ここまで引用

司法関係者は悪人を減らすことが仕事。

こんなことは誰でもわかっていることです。

しかし、その当事者が悪事を働くとは。

じゃんけんなら、グー×パーは、パーの勝ち。パー×チョキはチョキの勝ち。チョキ×グーはグーの勝ち。

司法、立法、行政は?

行政権とは、法にのっとり国を動かする権力で、立法権とは、法を造る権力。最後は司法権で、憲法、並びに各種の法規違反者を裁く権力を言いますが、こんなことは中学校(もしかしたら小学校)で習うことですが、一応念のため。

この三権が機能して、国は治まっています。

でも、機能していないのかな。

じゃあ、どこが悪いの。

じゃんけんの関係でいうと、官僚、政治家、国民はどうなるか。

官僚×国民は、官僚の勝ち。

官僚×政治家は政治家の勝ちとならなければならないのに、官僚が勝ちます。

政治家×国民は、国民の勝ち、のはずですが。それは選挙の時だけですねぇ~。

政治家が官僚に勝てないから、変な図式ができあがると思うのは私だけでしょうか。

その政治家を選ぶのは誰かというと、上の図式から、本来は私たち。

ということで、悪いのは、私(国民)かな。[^^;;
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生活保護に思う

生活保護の不正受給には断固たる処置をとるべし。

また、必要な人には絶対支給をすること。

ここは譲れません。

さて、お笑い芸人のK本さんの母親生活保護の話、謝罪して終了したと思ったら、週刊誌でまたぶり返してきました。

そのことで、いくつかの疑問と一つの心配を。

一つ目は、K本さんは高所得者だから母親を扶養するのは当然だ、という論調です。

しかし、これは法律で決まっていませんよね。

親も子も家計が別なら、所得も別なはずです。

ならば別々に考えるのが筋というものでしょう。

親と子の関係では、所得が多いから面倒を見て、少ないから生活保護でと。これもおかしいと思うのです。

所得に関係なく、親子の関係は唯一無二のものですから、親は大事にしましょうよ。

ちょっと話がずれました、私はこう言いたいですね、「高所得者なんだから、親を扶養することはできるよね」と。

ここまでならまだわかりますが、さも不法に生活保護を母親に取得させていたように言うのは、言うほうがおかしいと思うのです。

おまけに姉とか叔母とか。

もうひとつ。

それを国会議員がブログで書いたこと。

なんでこのことを知ることができたのでしょう。

官僚が漏らしたのかな。

生活保護は重要な個人情報です。受けている子供の所得やなんかを国会議員は調べることが可能なんでしょうか。

仮に調べることができたとしても、それをブログで公開するなんて、あなたは『神様』ですか。

最後にものすごく心配なことがひとつ。

麻薬は有名人がまずやり玉に挙げられます。

小さな交通事故でも、キムタクなら新聞に載りますよね。

暴力事件を起こした歌舞伎役者も、同じく横綱も。

でも、これらは法律にも違反していますが、K本さんはちょっと違うような気がしますね。

生活保護支給金額はどんどん増えていくのに国には税金が足りない。

ということで、K本さんを一罰百戒のいけにえにしたのでしょう。

なぜならあとは黙っていても、辞退者が出る、また自分から名乗りでると。

事実そうなっていますが。

しかし、このようことが行き過ぎると、本当に生活保護が必要な人も申し込みを躊躇します。

なぜなら窓口は法律に必要だとされていなくても、子供たちの所得証明が必要だと言うはずです。

K本さんの週刊誌報道のままなら、兄弟はもちろん、甥や姪まで扶養義務が出てきますから、所得証明を出せとなるのではありませんか。

官僚なら、所得証明を出せなかったら、「生活保護に該当しませんよ」と、こうなるはずです。

将来私たち団塊の世代は、孤独死がめちゃくちゃ増えるような気がします。[^^;;
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官僚質がそもそもの原因

2011年1月チュニジアベンアリ大統領は国外に逃亡。

2月エジプトムバラク大統領が辞任。

8月リビアカダフィ政権が崩壊。

まだまだ続くかな。

この現象は民主化による市民革命がなせるわざと、ほとんどの人が言っています。

私もそうは思いますが、こんな場合も性格からか、ちょっと斜め読みしてしまうのです。

独裁とは権力の集中が100対0の状態ですから、きちんと機能しているかぎりそうは簡単にひっくり返ることはありません。

ところが、権力が強すぎると内部から腐り始めます。

その腐敗した部分へ民主主義と呼ばれる槍が突き立ってしまった、と、こう考えています。

ときの権力者自身が、そうなるよう手伝ったかのように。

その民衆の声をうまく利用したのは欧米各国。

権力者は外の敵との戦い方は知っていても、内なる敵にはどう対処するか、あまりご存じないようです。

さしあたり情報を流さない、権力者に都合の良い情報だけ流す。

で、次に反権力者は弾圧する、ですね。

いずれにしても、この反対のこと、つまり正しい情報が流れ出すと、権力はいっきに内部から破壊するのです。

権力は内部から崩れるとは、よく言ったものです。

この言葉は、日本国にも同様に当てはまるのではないでしょうか。

国家権力とは官僚支配のこと。

独裁国家も、共産主義国家も、中国も。

国民との力関係は100対0ですよね。

ですから、日本も増税すると、国家が強くなり、結果国民が疲弊するのです。

増税とは言葉を変えた弾圧です、それがこれから始まる野田。[^^;;

さて、この増税と言う弾圧、行き着くところまでいくとどうなるか。

答えはアフリカに書いてありますが、ギリシャにも別な答がかかれてあり、日本はこちらのほうかな。

実は、これはなにも官僚の専売特許ではありません。民間企業にも同じことが繰り返し出現しています。

ある特定の分野でダントツの1位になった企業。

例えば、60対40とか。

航空会社や乳業メーカーは崩壊しました。

あとビールメーカー、ハムメーカーは、官僚体質から脱却したようですが、一時はそのまま官僚。

きっと民間企業から大企業になると官僚体質に染まるのでしょうね。

しかし、ほとんどの企業はそうなったとたんに、坂道を転げ落ちるようです。

今日の話しはこれで官僚、じゃなく完了。[^^;;
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一流の国民が選ぶ二流の政治家

今日は、尊敬する武田邦彦さんのブログから。

詳しくは本文をお読みください。

科学者の日記110517  「福島の胆力」と「乞食集団」

===前部省略

全ての原因は「税金の取りすぎ」だ。

今の政府や官僚、東大、NHKは明確に「乞食の集まり」・・・自ら額に汗して生活をするのではなく、口先で他人の財布からお金を引き抜くことだけに長けた乞食集団・・・であることが、この福島のプリズムを通してみるとハッキリ見える.

====後部省略

いつも考えていました。

一流の国民が、なぜ二流の政治家を選ぶのかと。

有る人は、一流の国民でも、政治感性が育っていないからだと言いました。

つまり、一流と言われようとも、国民は政治的には二流なんだと。

また、USAに飼いならされたからだとも。

でも、どんなことを言われても、私にとっては納得の行く解釈ではありませんでした。

しかし、今日の『税金の取りすぎ』だとの意見は、すっと心に落ちましたね。

沢山税金を取る。

これは取り扱うお金の額が多くなることであるし、それに付随して権限も増すことになります。

一度掴んだこの気持ちのよさが人を狂わしてしまうのです。

ですから、政治家も最初から二流だったのではなく、お金の力で二流の政治家に育ってしまったのです。

育ったと言うより、育たなかったかな。

えっ、そういうお前はどうなんだと?

はい、認めます、私も二流だと。

それも、一流の二流です。[^^;;
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爪の垢を飲ませたいやつ

日本の総理大臣が、原発事故は政府に責任があると謝罪しました。

「謝って済むなら警察は要らない」とよくいうではありませんか。

わびないよりわびたほうが良いに決まっていますが、謝ってもそれで終わりとはなりませんよ、原発問題は。

やっぱりどこかで、誰かが責任を取らなくては、納得できません。

と、本当は大声をあげたいのですが、私には度胸が無いので、ここにこそっと書くぐらいしか脳がありませんのでお許しを。

2011.0512綿羊の爪きり.JPG
さて、北海道サフォーク牧場も放牧の準備は最終段階に入りました。

写真は羊の爪切り。

冬の間舎内にいますから、爪は伸び放題。

そこで、放牧前にこのように詰めをきってあげます。

それにしても動物は正直。

世話をした分だけ、健康になります。

政府も正直であって欲しいものです。

ほんと、羊の爪の垢でも飲ませてやりたい人が何人もいますね。

うん、これはいい。でも、羊の爪の垢ですよ、いいのかな。[^^;;
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罰則強化ではなく、肉の生食流通を促進せよ

弊社株式会社アイマトンは、食肉の卸売業からスタートしており、現在も総売上の15%は同業種からです。

つまり、今回の焼肉店集団食中毒事件は、とても他所のこととは思えません。

富山県・福井県・神奈川県の焼肉チェーン店でユッケを食べたお客様がo111・o157で集団食中毒を起こし、4人もの死亡者が出ました。

まだ意識不明の人が3人もいるようです。

家族で楽しいはずの外食、それが今回の事故ですから、なくなられた方には、なんとも言葉のかけようも無いものです。

食中毒も一箇所の店だけなら、その店の衛生管理に問題が有ったのでしょう。また仮に、不衛生な店が数箇所あったとしても、まず店の衛生管理が疑われます。

しかし、今回は同時に複数の店で、しかも大人数がo111やo157の食中毒菌で犠牲になっています。

これらから考えると、納入業者やその前の流通過程に問題があったと思われます。

つまり、原料ですね。

使われていた肉は、国産の肉でしょうか。

私は外国産の肉だと思っています。

なぜなら、国産の牛の屠殺は、腸を縛って内臓を摘出していますから、肉にo157菌は付着しません。

あくまでも可能性が低いと言う意味ですが。

しかし、外国の肉はそこまで確認できないはずですから。

ただ、不衛生な環境で肉を処理していると、o111やo157菌が増殖するので、あくまでも初期の原因が食肉処理業者だという話です。

それはともかく、今回の件に限らず、これから食中毒の季節となりますので、社内向けによりいっそうの衛生管理実施と、お客様へは加熱用での販売を徹底させました。

しかし、弊社処理場の衛生管理や、店舗のバックヤードを清潔にするにしても、相手は目に見えないので、ここまでやれば完璧だと明確にはなりません。

頭の痛いところです。

さて、この事件を受けて、厚生労働省が飲食店や食肉処理場の処理の状況を緊急に調べるようです。

また厚生労働省は今回の事件を受けて、生食用の肉の衛生に、罰則など法的な強制力を持たせようとしています。

そこで、私の意見です。

このユッケなど生食の肉を法的に罰則規定を設ける意味は、生食提供を禁止するということ、また流通させないことです。

これでいいのでしょうか。

例えばユッケは、焼肉店では注文の多い料理です。

たぶん焼肉店でユッケのない店は無いでしょう。これが現実です。

それなら、いま厚生労働省のやることは、禁止したり罰則規定を設けたりしないで、安全な生食用の肉を流通させる道筋を付けることではありませんか。

つまり、生肉の安全な流通を促すのです。

牛の屠殺から解体などの処理場、そして外食店へ納入する業者の加工場、最後に供給店舗などの総ての流通過程での衛生面を、生食へ向けて整備するのです。

当然ながら、相当厳しい安全基準を作らなければなりません

厚生労働省のやることは、禁止や罰則ではなく、安全な方向へ誘導する。

これがあなた方の仕事でしょう。

フグがありますよね。

毒をもっているフグも流通させています。

ただし、ある一定の資格を持った人しか、外食店で調理できないようにもしています。

馬肉は生食用が流通しています。流通過程の衛生管理がそうとう厳しいのでしょうね。

でも、馬肉が良くて、牛肉が悪い理由が分かりません。

たたきはどうなるの。

魚は良くて肉の生は何故駄目なの。

言い出せばきりがありません。

私の意見二つめ。

こういう問題があると、関連した業界総てに保険所の立ち入り検査があります。

当然ながら弊社も積極的に受入れますが、ほとんどの業界はまじめに営業している中で、一部の問題企業のやった後始末として仕事を中断するわけですから、ずいぶん迷惑な話です。

そして私の意見最後です。

私たち国民も、何か事あるごとに、「保健所は何をやっていたのか」「厚生労働省は生食流通を規制せよ。罰則を強化せよ」と言うのは止めましょうよ。

法律が出来ると、生活の自由度が失われ、食文化が廃れ、官僚の支配力が増します。

皆さん、箸の上げ下げまで保健所の責任ですか。[^^;;
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焼け太り

====goo辞書によると、焼け太りとは、
火災にあったあと、かえって以前よりも生活や事業の規模が大きくなること。
====このように出ていました。

====はてなでは、
火事にあった結果、見舞金や保険金を受け取り、かえって豊かになること。
転じて、行政改革によって逆に行政の権益が拡大するさまを指すときなどにも使われる。
====こちらの方が私の気持ちに近いかも。

さて、震災復興のお金が心配です。

お金の有る無しではなく、何処からどう工面するか、これです。

政府は増税と、政権公約見直しを考えているようです。

例えば、子供手当を廃止するとか高速無料化を辞めるとか。

あと、消費税増税や所得税増税。

私の意見は、通常のお金の流れを止めずに、復興のお金を用意するという考えです。

一つは、日本が保有する米国債。

売れれば一番良いのですが、これは無理みたいですね。

そこで、米国債を担保にして、アメリカからその金額に見合う借金をするのです。

中国でも世界銀行でも良いかもしれません。

この考え、ネットで調べても出てきません。今のところ私オリジナルの考えです、それだけにこの方法は出来ない理由が有るのかもしれませんね。

もう一つ。

復興に必要なお金は全額国債で調達する。

ここまでは私でも分かりますが、その後が分かりませんでした。

で、今日のたかじんそこまで言って委員会。

その国債を無記名にして、それをお年寄りに無利子で売るとのこと。

その上相続税を無料にすると言うことですから、売れるかもしれませんね。

これは良いアイディアです。

でも増税だけは駄目です、増税は。

官僚の焼け太りとなってしまいますから。

なぜなら一度増税してしまえば復興を終えても、元に戻すとは思えませんので。
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東日本大震災に思う

何回涙をこぼしそうになったことか。

3月11日からです。

10回や20回ではありません。200回、300回とは言いませんが、100回はゆうに超えますね。

ところで、今回の地震、正式名称は東日本大震災となりましたが、たしか気象庁は東日本太平洋沖地震としたはずで、こちらも正式名称。

一つにしたら良かろうにと思うのですが、皆さん如何でしょうか。

さて、地震当日3時頃自宅に居ましたが、ちょうどテレビが入っていました。

津波に押し流される車や家。

津波に追われて、右往左往する人や車。

その時は、悲しみより驚きの方が勝ち、瞬きもせずにテレビ画面に見入っていました。

涙が出るどころではありません。

しかし、少し全体を見渡せる余裕が出てくると、人情の機微に触れたとき、感情が揺さぶられます。

外国からの寄付。

福島県産の野菜。

すやすや眠る赤ちゃん。

石川遼の賞金全額寄付。

イチローの1億の義援金。

ほうれん草を捨てる農家。

黙々と被害者を探す自衛隊員。

ソフトバンク孫正義社長の100億。

ヘドロにまみれる畑を見つめる人。

大前研一さんの復興に対する考え。

死ぬ前日まで元気だった被災地のおばあちゃん。

東電社員が言葉を詰まらせながら話すインタビュー。

とんでもない所に打ち上げられた船を見つめる漁船員。

必死に涙をこらえながらインタビューに答える消防署員。

誤字脱字をそのまま一生懸命ブログを書く武田邦彦氏。

ヘドロの中を棒で突付きながら、たぶん家族を探している人。

書いていたら、きりが無い。

反面同じ数ある腹の立つこと。

テレビに映る政治家。

総理大臣の記者会見。

東電経営者の記者会見。

人助けの美談を書く新聞。

原子力安全・保安院の会見。

原発を推進した自民党議員。

被災者を見殺しにした官僚機構。

ヘリで荷物を投下させなかった官僚。

放射線に関して、安全だと何回も言う学者。

日本の医師免許が無い外国人医師を受入れない官僚。

これも書いていたら、きりが無い。
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チュニジア、エゾプト、名古屋

エジプトのムバラク大統領はまだ大統領ですか?

チュニジアの青年の焼身自殺を切っ掛けに始まった小さな抗議行動が、既存権力者に対するデモとなり、それが、エジプトの民主化にまで広がっています。

まだまだ広がる勢いですね。

眠れぬ夜を過ごしているんでしょうか、独裁者・権力者たちは。

ネットによると、デモ抗議行動はイエメンやヨルダン、アルジェリアなど中東、北アフリカの国まで発生しているとのこと。

このデモを後押ししたのが、ツイッターやフェイスブックと言われていますが、これは何も国外だけとは限りません。

さて、BPnetに次の記事が乗っていました。

====ここからBPnet記事参照

いずれの国も産業が乏しく若者の失業問題が深刻化しており、その一方で長期政権による汚職と腐敗がはびこり、非民主主義的な体制下にあった。
独裁者を追放したチェニジアの動きが引き金となり、各国の反政府デモが誘発されたかたちだ。

==中略
 
エジプトでどんな政権が生まれ、他のアラブ圏にどう波及していくのか。エジプトの「革命」は中東・北アフリカ諸国に大きな影響を与えることは間違いない。

====ここまで

愛知県知事選と名古屋市長選が終了しました。

大方の予想通り、河村たかし氏、大村秀章氏が大差で当選。合わせて名古屋市議会解散住民投票も、7割以上の人が現議会にノーを突きつけました。

愛知県と名古屋市の有権者が、エジプトのようにフェイスブックやツイッターを使っていたとは思えませんが、私にはこの二つの出来事が、根を同じにしているように思えてなりません。

少なくとも、一人一人が自分自身で意見を持ち、声を上げ始めたことは確かです。

また、容易に権力者の嘘を知ることも出来るようになりました。

しかも、自分の考えや意見を効果的に伝えるブログやツイッター(もしかしたらこれからはフェイスブックも)など、ネットという道具を持っていることにも気が付いたのです。

その道具を使えば、リーダーがいなくても、国家を転覆させるほどの力になることも。

これは国際政治の世界だけだと思ったら、とんでもない間違いでしょうね。

この独裁者の持つ権力というものは、何も国の大統領と言う立場の人たちだけが占有するものではなく、よく考えると、身近な市会議員や知事・市町村長もまで持っているのだと。

そして、いち公務員も。

それに気が付いた、愛知県民・名古屋市民は、今回の選挙で自分の声を出しました。

私はそう考えています。

前記のBPnetの記事を、以下のように変えると二つは同じ根を持つ生き物だと言うことが良く分かります。

====ここからBPnet記事参照、括弧書きが元の言葉です。

いずれの地方(国)も産業が乏しく若者の失業問題が深刻化しており、その一方で長期政権による汚職と腐敗がはびこり、擬似(非)民主主義的な体制下にあった。
既存権力者(独裁者)を追放した名古屋市(チェニジア)の動きが引き金となり、他都道府県(各国)の反既存権力者(反政府)投票(デモ)が誘発されたかたちだ。

==中略

名古屋市(エジプト)でどんな政権が生まれ、他の市町村(アラブ圏)にどう波及していくのか。名古屋市(エジプト)の「革命」は都道府県(中東・北アフリカ諸国)に大きな影響を与えることは間違いない。

====ここまで

眠れぬ夜を過ごすのは、他国の独裁者・権力者ばかりではなく、あなた方もですよ、公務員さん。

あっ、私もです。小さな会社と言えども社長ですから。[^^;;
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