何回涙をこぼしそうになったことか。
3月11日からです。
10回や20回ではありません。200回、300回とは言いませんが、100回はゆうに超えますね。
ところで、今回の地震、正式名称は東日本大震災となりましたが、たしか気象庁は東日本太平洋沖地震としたはずで、こちらも正式名称。
一つにしたら良かろうにと思うのですが、皆さん如何でしょうか。
さて、地震当日3時頃自宅に居ましたが、ちょうどテレビが入っていました。
津波に押し流される車や家。
津波に追われて、右往左往する人や車。
その時は、悲しみより驚きの方が勝ち、瞬きもせずにテレビ画面に見入っていました。
涙が出るどころではありません。
しかし、少し全体を見渡せる余裕が出てくると、人情の機微に触れたとき、感情が揺さぶられます。
外国からの寄付。
福島県産の野菜。
すやすや眠る赤ちゃん。
石川遼の賞金全額寄付。
イチローの1億の義援金。
ほうれん草を捨てる農家。
黙々と被害者を探す自衛隊員。
ソフトバンク孫正義社長の100億。
ヘドロにまみれる畑を見つめる人。
大前研一さんの復興に対する考え。
死ぬ前日まで元気だった被災地のおばあちゃん。
東電社員が言葉を詰まらせながら話すインタビュー。
とんでもない所に打ち上げられた船を見つめる漁船員。
必死に涙をこらえながらインタビューに答える消防署員。
誤字脱字をそのまま一生懸命ブログを書く武田邦彦氏。
ヘドロの中を棒で突付きながら、たぶん家族を探している人。
書いていたら、きりが無い。
反面同じ数ある腹の立つこと。
テレビに映る政治家。
総理大臣の記者会見。
東電経営者の記者会見。
人助けの美談を書く新聞。
原子力安全・保安院の会見。
原発を推進した自民党議員。
被災者を見殺しにした官僚機構。
ヘリで荷物を投下させなかった官僚。
放射線に関して、安全だと何回も言う学者。
日本の医師免許が無い外国人医師を受入れない官僚。
これも書いていたら、きりが無い。
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