笑う、怒る、悲しむなどのしぐさは世界中共通ですよね。
でも、ブルガリアでは「はい」は首を横に振り、「いいえ」は縦に振る、つまりうなずく。
これって日本人と逆です。
現場に居合わせたとき最初は戸惑いました。
やっと日本語を話せるかなと言うくらいの女性が通訳に着いたことが有ります。
此方の問いかけに、何でも首を横に振るのです。
ブルガリア人って『なんでも否定するんだ』と思っていたのですが、これ逆でした。
事前にその知識を入れて行ったのですがすっかり忘れていました。
言葉は不思議な力を持っている。
それを言霊と言うらしいですね。
何が言いたいか。
ピョンチャンオリンピックです。
金メダル銀メダル、銅メダルを取ったことは日本人なので当然ながらうれしいですが、それよりテレビの前で話す言葉には感動しますね。
それはメダルを取った人ばかりではなく残念ながら負けた人や途中で挫折した人も含めその時に発する言葉には感動しますね。
これってオリンピックに行くような人は金メダルを取ったから感動するような言葉を発しているのではないと気が付きました。
たぶん、人を感動させるような心を持っているからオリンピックで活躍しているのだと。
つまり心が先に有る。
それを表現する言葉が続き、言葉は言霊となり体に宿る。
そして行動する。
つまり人のしぐさに反映していくのではないでしょうか。