人も企業も栄枯盛衰あり

いまグットライフという外国(米国)ドラマを見ていました。

17.1203追記/グットワイフでした。

弁護士事務所の話ですが、そういえば弁護士ドラマは昔から好きですね。

なんでだろ。

そうそう子供のころ、といっても中学1年生の時ですが仕事の適性検査なるものが有りました。

私はたしか弁護士に向いているということでした。

でも、貧乏でお金がなく大学へ行けなかったので弁護士になるのは早々とあきらめてしまいました。

 

いまはそれでよかったと思っています。

だっていまでは弁護士は安月給の代名詞だというじゃありませんか。

と言っても私の年代ではなく若い人の話しですから、仮に弁護士になったとしても何も問題なかったですね。

 

数十年前の話しですが歯科医の友人から「これから歯医者は余るよ、決していい仕事ではない」と聞きました。

そのときは歯科医と言えば高収入の代名詞。

そんなことは無いだろうと思っていたのですが、いま街の歯医者さんはがらがら状態です。

 

それよりさらに数十年前の話もあります。

赤平は炭鉱町。

当時の住友石炭の社長の学歴を見てびっくりです。

東京大学卒業。

え~~、なんで東大卒業して住友石炭の社長なのと思った次第です。

なぜなら、当時炭鉱は閉山に次ぐ閉山で斜陽産業の代名詞でしたから。

ある人曰く「戦後は石炭産業は成長産業、で、国の重要産業。だから入社する東大生が居ても当然です」とのこと。

 

で、この時悟ったのです。

いま一番いい企業はあとは落ちるだけなんだと。

 

そういえばシャープも東芝も、ちょっと前は「鉄は国家なり」と豪語していた製鉄会社も。

有名な会社と言えどもいまはかなり厳しいですよね。

 

栄枯盛衰の言葉は会社も人間も当てはまりますね。

成長盛りの10代前後から、肉体的最盛期の20代30代。

そしてピークを過ぎて50代60代と昔の勢いはどこへ行ったのか状態。

頂上に登ったらあとはくだるだけ。

いまどん底だともがき苦しんでいる最低の状態でも、考えを変えるとあとは登るだけ。

そんなこんなで、いま書いていることにおおきな間違いはないと思っています。

 

ここで一つ訂正を。

弁護士を目指さなかったのはお金が無いからだと書きましたがそれはうそ。

本当は頭がついて行かなかったから、です。[^^;;