9月30日から福島県白河市の隣町に来て、めん羊の研修を受けています。
管轄は話題の農林省。
それはともかく、千歳から仙台空港、そして新幹線で新白河に着いたのがちょうどお昼。
めったにここ白河市へ来ることは無いだろうから、美味しい蕎麦屋さんを探さなくっちゃ。
いつもなら事前にネットで調べるんですが、今回は失念。残念、無念、観念で、さてどうしようか。
と思案している目の前にしゃれた交番の赤い電気が。
ラッキー!!。
さっそく「こんにちは、実は美味しいお蕎麦屋さんを探しているんですが、教えていただけませんか」
第一声「いいっすよっ」と、訛りのある言葉で。
お~~、これこれ、このイントネーション。
これって良いですね~。東北へ来たときいつも言葉を聞いてなんかほっとします。
曾爺ちゃんが東北出身なので、遺伝子にその余韻が残っているのでしょうか。
でも、警察の駅前派出所で聞くことではありませでした。これは反省しています。
で、教えていただいたのが『蕎麦釜処 茅の器』
食したのが、鴨汁蕎麦1300円。
店名からも写真からもお解かりのように器が良かったです。
また、飾りの無いスタッフの会話が素直でこれまた最高。
いつものように「何処の鴨ですか?」と私、これには「岩手です」と即答。
こういうのが好きなんです。
「どちらからいらっしゃったのですか」と、表現できない微妙なニュアンスで尋ねてきました。
もちろん「北海道」と。
目を輝かして聞く姿が初々しかったですね。
フロアのスタッフは2名でしたが、後ろで情報交換をしていたのでしょう、もう一人も「北海道なんですか、一度行って見たいと思っています」と自然な形で聞いてきたのです。
勿論、大歓迎。
待っていますよ~、とは言いませんでしたが、初めての土地で最初に話した人たち次第でそこを好きになったり嫌いになったりするでしょうね。
店名 蕎麦釜処 茅の器 (かやのうつわ)
TEL 0248-23-1882
住所 福島県白河市新白河1-204