秘書の必要性

9日は忙しい日でした。

朝の6時50分に自宅を出て千歳空港へ。9時10分初のJALで羽田行き。

で、ここから重要です。いや、重要だったんです。

我社のお客様を11時に訪問する約束。

モノレールの昭和島で降りて、テクテク。暑い日でした。

11時少し過ぎて到着。歩いて3階まで。もう汗が・・・。

「株式会社アイマトンの岩井政海と申します。営業の・・・・」と女性社員へ名刺をお渡しします。

ここまでは順調。いや、順調だと思っていました。

ところがやっちゃいました。

「社長、あのう~・・・、、約束は明日では?」とは我社の担当者さん。

「えっ、」と、頭をフル回転させるも声が出ません。

急いで予定表を見ると、ななな~~んと、10日のところへちゃんと11時訪問と書いてあるではありませんか。

一瞬『いや、営業のKUROが間違えたんですね』と、言い逃れが頭をよぎりましたが、それじゃ社長の沽券に関わる。

それよりなにより、あとあともっと困ると「申し訳ありません、どうも私が間違ったようです(これじゃ、少し言い逃れが入っているような言い方ですね)」。

想像してみてください、駅から歩いてしかも三階まで上がり、それに加えてこの失態。

瞬時に汗は3リットル。背中をツツツーット。

そうなんです、今回の東京行きのメインでもっとも重要な面談だったんですが、それを10日の約束を1日間違え、9日の11時過ぎにお客様を訪問したのでした。

約束の日の後ろと前、同じ間違えでも罪の軽いのはどっち?

もう取り返しがつきません、同じですね。

なぜなら、恥ずかしくて明日も行けません。

はは・・・[^^;; ほとぼりが冷めるまで、こちらのお客様訪問は延期します。

幸いなことに、手土産はマイナス18度冷凍保管のクレストジャパン・バトンフロマージュだったので、これは良かったと、お渡しし逃げるように退散しました。

このごろ忘れポッくて、引退の潮時でしょうか。

ははぁ~ん、そうかぁ、世の中のご老体の社長さん、秘書を置くのはこんな時の為かぁ~。