高校時代のことを思い出しました。
先生に叩かれたことを。
修学旅行の最中に旅館からえもんかけを盗んだ友達がいました。
えもんかけが死ぬほど欲しかったとは思えませんからいたずらだったのでしょうね。
で、その友達とは国鉄(当時は)の席で向かい合って座っていました。
その友達が急にそわそわし始めカバンからえもんかけを取り出し列車の窓を開け捨てたのです。
それが10人ほど。
なんでそんなに早くわかったのかと思う間もなく先生がやってきました。
「だれだ、旅館からえもんかけを盗んだは、」と大声で怒鳴り始めたのです。
その友達は知らん顔。
その先生、私を立たせ急に頬をひっぱたいたのです。
みんなびっくりです。
一番驚いたのは私ですが。[^^;;
そのあと「なんで、お前が着いていて盗みをさせる」との先生の一言。
もちろん私はえもんかけを盗ってはいませんし現場を見たわけでもありません。
しかし、その先生の一言は今も耳に残り、むしろうれしくもあったものです。
あまり好きではない先生でしたが、許しましょう。[^^;;
私は音楽には興味はないけれどジャズトランペット奏者の日野皓正氏の名前ぐらいは知っています。
それほど有名な人と言う話です。
その人がコンサートの最中ドラムを演奏していた男子中学生にビンタ。
この映像がネットに流れていました。
で、件の一軒を思い出したのです。
今の時代普通に考えたらこりゃダメとなりますが。
でも、先生が真剣に生徒と向かい合っていたらあり得ると思うのです。
詳しくは報道を見てほしいのですが、私は一方的に指導者側を責めるのは反対です。
真剣に指導した結果なのではないでしょうか。
むしろ世界的音楽家から最高の激励指導だと思うのです。
私でさへ当時の先生の言葉を覚えているのですから、日野氏にびんたされた生徒には最高の栄誉?
そう考えるような人は世間に一人も居ないのでしょうか。
とは言っても、私には指導のびんたはできませんが。[^^;;