備長炭

むかしむかし、もうかなり前になりますが肉を売るためにコンサルタントを採用しました。

その方は肉の売り方にはものすごい能力を持った人でずいぶん助けられました。

勉強になりました。

その方にはいまでも感謝をしています。

 

が、です。

 

感謝をしていますが一つだけ納得のいかないことがありました。

当時は肉屋としてはどこもやっていることでしたが。

和牛の良い物、いまでいうA5ランクの和牛を松坂牛として売るよう指導を受けたのです。

もちろん断りましたが、そのさい「岩井さん、片目をつぶってよ。肉が売れるようになったら松坂で売るのは止めるから」と。

コンサルタントの言うことですから無視はできません。

結論として、それからしばらくしてコンサル契約を解除しました。

 

2017.0405オガ備長炭IMG_1495

で、これ。

オガ備長炭。

微妙です。

====備長炭をウィキペディアで調べました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%99%E9%95%B7%E7%82%AD
産地[編集]

紀州備長炭、土佐備長炭、日向備長炭などが存在し、また偽物も存在する。

産地については、見分けがつきにくいことから外国製かつ樫以外の材料を用いているにもかかわらず備長炭と名乗る事例が見受けられる。こうしたことは、2004年、中国が森林保護を名目に炭の対日輸出を取りやめたところ、日本国内の備長炭の流通量が減ったことからも裏付けられる。また、最近では東南アジア産のウバメガシでも青樫でもない木材を使用していながら「◯◯備長炭」と称している場合があるが、それらも歴とした詐称であり注意が必要である。

上記の通り、心ない者が備長炭の定義を広げてしまい、偽物の流通もあるため、和歌山県産の備長炭は紀州備長炭と呼んで

====ここまで

 

このオガ備長炭を使ったことがあります。

安く日持ちもよいのでかなり良い物です。

それなら、自分らしい名前を着けて売ればいいのにと思うのですが。

こう思うのはだけかな。[^^;;