東日本大震災から6年目。
明日はあの大災害を日本中が思い出す日です。
みながそうであったように私もこの日は必ず思い出します。
当時私は自宅でテレビをつけながらパソコンで仕事をしていました。
2011年3月11日2時46分過ぎ、突然ものすごい揺れ。
1968年5月の十勝沖地震の時は畑で草取りをしていました。
それより確実に大きい地震を感じたのです。
テレビに目をやると画面が変わり津波の映像です。
田畑をかけ上るように波が上がっていきます。
ビニールハウスを飲みこみながら。
家を分け入りながら。
チャンネルを変えると橋の上に沢山の人だかりができています。
そんな時、犠牲者がこれほど出るとはだれも思わなかったことでしょう。
橋の上やビルの屋上の人もまさか自分が飲み込まれるとは思いもしなかったことでしょう。
テレビは道路を必死に逃げる車を追っています。
『あっ津波にのみこまれる』と思った瞬間画像は切りかわりました。
たぶん間に合わなかったのでしょう。
落ち着いて考える時間のいまあらためて思うのは、記憶に残ったり記録に残されたりしても、
あの教訓は生かされているのかと。