フィデル・カストロ元国家評議会議長(国家元首)兼閣僚評議会議長(首相)が亡くなりました。
実は昨年キューバへ行きました。
理由はアメリカ合衆国と仲良くなりそうなので、その前にキューバを見ておきたいと思ったもので。
でも昨日今日のニュースを見るとオバマ米国大統領は、素直に哀悼の意を示す声明を発表しましたが次期米国大統領のトランプ氏は60年間キューバ国民を迫害した残虐な独裁者が死去した。またこの悲劇は決して消えないが、トランプ政権はキューバの人たちが自由を得られるよう全力をあげると述べています。
おいおい、余分なことをするなよと思わず言いそうになりました。
キューバの悲劇はアメリカの庭と思えるほどの距離に国があることです。
昨年訪問したのは1週間ほどでしたからそれでキューバを理解したとは思っていませんが、しかしあの伸びのびとして明るいキューバ国民には親近感を持ちましたね。
他にもキューバの好きなところはいくつかあります。
二つ目は、アメリカに対してぎりぎりの間合いを持ちつつ国を維持していることです。
トランプさんのコメントはそこの間合いに踏み込んでいきそうで心配です。
あと、カストロサンですね、好きなのは。
街の中にはチェ・ゲバラの銅像はありますが、カストロさんは銅像を建てさせなかったとのこと。
そう言えば見かけませんでしたね。
ということで、どう考えても世界の問題を大きく複雑に、そして危険にしているのは米国だとそんな気がします。
キューバへ行く前は分かりませんでしたが、いまは確信をもって国は指導者次第で決まるのだと思っています。
会社も同じかな。[^^;;