飛行機は定員オーバーは駄目

20代から30代中頃までスケベ話しが大好きでした。

女性社員の前でも平気。

いまならセクハラで訴えられて高額な罰金なんてことになったかもしれません。

で、いまはどうなの?

 

30代中頃だったと思いますが、読んだ本か雑誌の中できれいなスケベ話の方法、みたいなのが載っていました。

「スケベ話しは良いが、パンツに手をかけた話しでやめておけ」と。

続けて「もろに下げてしまった話はするな」と言うものです。

なるほど。

と言うことでそれから気を付けています。[^^;;

 

さて、本日は日帰りで幕張メッセまで。

いましがた自宅に着きましたが今日のJ飛行機は楽しいものでした。

道中の中ほどでいつものように機長のアナウンスがありました。

定例の話しの後に「本日は324(確かそう言ったはずです)名の御搭乗でございます」と。

その後「定員はオーバーはしておりません」と。

これ、なんのことか分かりますか?

実は別なA航空会社でお客さんを1名余分に載せたという事故があったばかりです。

もちろん飛び立つ前に引き返しましたが航空会社らしくない事故です。

この件、私はネットを見ていたので知っていました。

ん~~~、ほかのお客さんは、・・・・・たぶんいないでしょう。

気付いたのは0.3%。

機長さん、冗談で言ったものだとしても難しいと通じませんよ。

気付いたのが私一人だけだとしたら、通じていないので面白くもおかしくもない話しと言うことになります。

 

キャビンアテンダントさんに聞いてみました。

「いま定員オーバーはしていませんと言いましたが、A航空会社の事件をさして冗談を言ったんですよね」と。

「はい、私もびっくりしました。たぶん冗談だと思います」。

 

ここで気が付きました。

この冗談はクルーに言ったものだと。

たぶん、その件で会社などから何回も注意があったはずです。

そこで『よその航空会社ではミスで定員オーバーをしましたが、クルーのみなさん大丈夫ですか』と、こんな意味を込めて。

なかなかにしゃれた機長さんですね。

 

ちなみに私が聞いたキャビンアテンダントさんは「聞いていただき、ありがとうございます」と、これまた感動モノの言葉で返してきたのです。

 

ということで、本日の機長、貴重な人材。[^^;;