守られている

会社は直接社会と接しています。

というより、社会の一員です。

 

そんな会社は社会から直接に監視されるのではなく、代理を通して指導を受けるわけです。

一般的にはこの指導機関が煩わしいのです。

警察署、保健所、税務署、労働基準監督署、家畜保健所、消防署、社会保険所、市役所などなと。

この方たちは法律による権限を持って地域の法人へ高所から接してきます。

一言でいうとうるさいとなります。

 

しかし最近は以前みたいに高圧的な態度と言うのは無くなりましたね。

警察でさへ交通違反をしても「おい、こら」みたいな態度は無くなりました。

変に丁寧でいやらしいくらいです。

保険所も会社創業の頃の30数年前は『この人たちは何様だ?』と思うくらい腹の立つ対応をされたものです。

いまでもその人の顔を覚えているくらい。[^^;;

 

いわば、社会の代理としてこれらの組織は我々民間企業を監視しているわけです。

そう思っていましたが、ここ10数年はその考えを改めました。

いまはそれら組織によって我々企業は守られていると考えています。

例えば警察。

自分が悪いことをしない限りと言う前提付きですが、悪意を持って近寄ってきた組織や個人を排除するときには頼りになりますよね。

保健所。

これもその指導を守っていると営業を保障されます。

ただ最近は社会から保健所の指導以上の清潔感を求めれれていますが。

いずれにしても「保健所の検査が来るよ」というと、私が10回「清潔にしろ」というより効果があります。

税務署。

これは考え方にもよりますが。

経営者は会社の隅から隅まで目を光らせるわけにはいきません。

つまり、経営者の目の届かないところは税務署の検査があれば見つけ出してくれることもあるわけです。

分かりやすい例が従業員の不正など。

社員は信用しなければ会社は機能しません。

しかし、中には不正をする者もいますから、この発見には外部の力を借りるのが一番。

だから税務署の調査は歓迎なんですよ。

 

ほかの組織も同じで支払った税金をそれらが持つ公的力を利用すると思えば会社組織の運営に力強い味方となるのです。

もったいないのはそれらと接する時間だけ。

保健所と税務署にはいつも言っていることがあります。

 

抜き打ちで恋と。[^^;;