金属バット

昨日マスコミの集中個人攻撃と書きましたが、いくら考えてもやっぱり変です。

なぜなら司法で裁かれる前にマスコミで裁いてしまうのですから。

どこかで見た景色だなと思っていたら、そうそう昔西部劇映画の私刑にも似ていますよね。

「あいつは悪い奴だ。だから吊るせ」と、市民が保安官事務所に押しかけろう屋から悪党(と、思われる人を)引きずり出し立木の枝に下げる。

これと同じことのような気がします。

 

さて、それはともかく今回の清原さん関連で、私が思うおかしな出来事がもう一つ。

甲子園歴史館が高校時代に活躍したときの金属バットやユニフォームを撤去したとのこと。

え?、です。

だってそうでしょう。

撤去しようとしまいと清原さんの高校時代の活躍は事実なわけで、ユニホームを片づけてもやった事実までないことにはなりません。

かえって事実を曲げていることにはなりませんか。

 

なんでかな?

これって教育的配慮とでも言うのでしょうか。

でも、もし教育的にどうのこうのと言うなら、逆に展示しておく方が良いのではないでしょうか。

清原さんの人生の絶頂と転落が、これから社会へ出る18歳の未完成の人間に、どれほど有効な教訓を与えてくれることか考えてください。

 

そのまま展示すると、見た人には金属バットで殴られたほどの衝撃が残りますよ。

金属バットを隠したんじゃ、殴れないでしょ。[^^;;