他人への接し方

日本は外国で人質になった人を救うことができませんでした。

日本政府は何をしていたのかと批判するのはあまりにも簡単。なので私はきっとなにがしかの手を打っていると前向きに考えていました。

でも、人質の救出を100%他国(ヨルダン)にゆだねているのですから、テロの圧力には屈しないという威勢の良い言葉をそのまま読み取ると、何もしないよと言っているのに等しいですよね。

この早めの強気発言は人質救出の交渉の余地はないと宣言したも同然です。

また、テロには屈しないといいますが、人質救出失敗は簡単に言うと、テロとの戦いに負けたということじゃないですか。

 

私個人でいうと、当然ながらこんな大きな問題は解決はできませんが、人が生きるにはどこでどんな被害・災害に合うか分かりません。そんな中で気をつけたいと思ったことをいくつか。

日本政府は個人は助けないという現実の中で、自分の身は自分で守るしかないのだと、あらためて気づかされました。

それには、まず攻撃されるきっかけを与えないことが大事。これはフランスの週刊誌社攻撃からも想像の付くものです。

また、直接的に被害を受けていないのに、他人を誹謗中傷しては駄目。その刃は回りまわって自分に返ってくる可能性があります。

攻撃される口実さえも与えないことが肝要。これは中東訪問中の首相の言葉から推測しています。

こう書いて気が付きました。

実はこれらは外国へ行った時の安全対策だけではなく、日常の生活にも同じ注意が必要なのだと。