テロは許しません、デモ

最初に断わっておきますが、表現の自由は尊重されるべきです。またテロ行為は断じて許されるものではありません。

 

で、次の二つをどう思います、というのが今日の話し。

フランスオランド大統領は、新聞社襲撃を表現の自由への攻撃だ、テロだと批判しました。このあと報復するのかな。

その前はオバマアメリカ合衆国大統領が、北朝鮮のトップ暗殺のパロディ映画に対してサイバーテロがあった、だから報復するとのこと。

繰返しますが、表現の自由尊重とテロに対する嫌悪は変わりません。

でもなんか変です。

 

幾ら風刺漫画だからと言って、人が心の支えにしている宗教をからかっていいのかなと単純に思うわけです。

一国を代表する人を、これまたパロディ映画だとは言いながら、笑いの種にしていいのかなぁ~。

自分の事としてみるとよくわかりますよ。

日本人は宗教に淡泊(?)なので、贔屓の野球チームでもいいですよ。

 

例えば阪神。

東京の人が風刺画を描くならまだしも、フランス人に風刺画として描かれたら腹が立ちますよね。

私なら許せません。

だからと言って、暴力に訴えはしませんが。

宗教の場合は、そのこころの数十倍の屈辱を感じると思うのです。

かたや映画。

天〇陛〇をパロディの種にされたらどうします。

しかも、外国人に。

これは考えただけでも腹が立ちますよねぇ~。

 

昔々営業マンのイロハとして、お客様の前では野球の話しと宗教の話はするなと教わりました。

相手の大事にしていることや、心の支えには立ち入るなと。

 

自分の国のことなら、何を書いても作っても良いでしょう。

しかし、文化がまるで違う外国人に何が分かるのでしょうか。

笑いのタネにして、金を稼ぐ。

これは資本主義の悪い見本のような気がするのです。

これらは表現の自由なんかではありません。

むしろ、名誉棄損が妥当だと思うのです。

 

ということで小泉元総理大臣の言葉を思い出しました。

自己責任。

普通の人が外国の、その国のことを考えて応援しようと出向き拉致されました。

救われた後に発した総理大臣の言葉ですが、今回のことはあれより悪質ではないかと思います。

この時の自己責任という言葉には、自分で招いたことだから自分で責任をとれと言う意味でした。

 

今回の話し、自己責任とは言いませんが、切っ掛けは作っていますよ、と、言うことです。

 

何度も言いますが、だからと言って、テロ、又はテロ行為は許されるものではありません。