リストラと首切り

リストラって便利な言葉です。

首切りもリストラも同じ解雇のことですが、リストラの響きには横文字独特のスマートさが感じられます。

私だけでしょうか。

そのせいか、面接に来る人の中には、リストラされたにもかかわらず「はい、リストラされました」と、どうどうと答える人もいます。

このあっけらかんさには、良いのか悪いのか、解りませんが、驚かされます。

しかし、企業によってはこの言葉を便利使っているところもあるようで、これには怒りを感じますね。

人を解雇するのは、その人の人生を左右するほどの大事件のはずで、いくらスマートな言葉と言えども、簡単に認めるわけにはいきません。

切羽詰った理由であっても、その言葉を使うなら、経営者には己も責任をとれと言いたいですね。

零細企業の場合は、責任を取ろうにも、経営者が退陣すると企業はひっくり返る場合もありますが、やはり自分自身の首も切らなければなりません。

大企業がリストラをするなら、取締役以上は全員退陣するべきです。

なぜなら、リストラしなければならないほど追い詰められた原因のほとんどは経営者に有るからです。

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