オーストラリア移動距離は3300km

オーストラリア移動の途中は、なかなかインターネットに繋げませんでした。夜中12時過ぎにモーテルに着き、朝7時には出発するわけで。

で、いまは、オーストラリア訪問最終日の朝で、2006年10月8日 現地時間で午前6時ちょうど。

3日から始まっためん羊選択の旅は、昨日で終了しました。5日間、2洲にまたがり訪問牧場数は7ヶ所、移動距離はなんと3300km。ほぼ日本を縦断する距離です。

タフな旅でしたねぇ~。しかし、実りのある旅でもありました。

やれやれですが、『北海道サフォーク牧場』の記念すべきめん羊をすべて決めてきました。あとは、飛行機で無事に日本に到着することを願うばかりです。

さて、めん羊選択方法の話をいくつか。

私は、行く前から、購入するめん羊を選ぶルールを幾つか決めてありました。

まず一つは、牧場全体が整理整頓されていること。整っていること。言い換えると一種のルールがそこに見つかれば良いのです。

畜産の農場は牛や豚に限らず羊も環境が劣悪です。匂い、家畜の鳴き声や機械類などの騒音、ハエなどの虫、等々です。

私は畜産が好きで養鶏・養豚と経験しましたので、それらも好きですが、一般の人は大変でしょうね。

話がそれました、次に飼育する人たちを注意してみる。

家畜は生き物です。綿羊も人の予測しない動きをします。また、当然ながら綿羊は人と言葉や意思を交わすことができません。そこで飼育する人にはそれらを越えたこころくばりが必要になります。

つまり飼育する人次第で、家畜の良し悪しがはっきりと出て来るのです。良い家畜かどうかは飼育する人次第と言えるでしょうか。

で、次に綿羊を選ぶわけですが、選ぶ仔羊より先に、親、それも種雄、それが不可能なら真っ先に群れを成すその牧場の羊全体をよく見ることが肝要と考えています。

最後にいま買おうとする本体をよく観察して決めようと。