週刊ダイヤモンドを申し込んだのですが、届きません。どこかで手続きが間違ったのでしょうね。やり直します。
こんかい「倍返しだ!!」の半沢直樹(池井戸潤 「銀翼のイカロス」)を読みたくて、本屋さんから1部だけ購入。
このダイヤモンドを夜中、午前1時頃から読んでいたら、案の定目が覚めちゃいました。
その中で特集の『サムスン 日本を追いつめた“二番手商法”の限界』がめちゃ面白かったです。
でも記事に書かれていなかったことで気の付いたことが一つあります。
記事にケチをつける気はありませんが、同じことを日本もしていたことを書いていませんね。
戦後(第二次世界大戦後)電化製品の三種の神器(白黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫)が、この言葉と共に世の中に出回り始めた時のこと。
日本の家電業界が、ヨーロッパやアメリカの家電業界の真似をして(いわば今回の記事二番手商法に当る)商品を世の中にだし駆逐していったことがあります。
たしかその時、外国の家電業界から同じようなことを言われて苦情を受けていましたよね。
日本国内でも熾烈な競争があり、松下電器(現パナソニック)は『まねした電気』と揶揄されていました。
ということで、これはサムスンの特集記事にも書かれてありますが、最後は中国の家電に追われていくのでしょう。
歴史は繰り返すということです。
整理すると、
アメリカの家電業界を、日本の業界が真似をして駆逐した。
その日本の家電業界は、サムスンに二番手商法で蹴散らされてしまった。
で、サムスンは中国の新興家電(ここまでくるとこの言葉が的を得ているかは疑問ですが)会社にやられてしまう。
この三つの流れを掌握したうえで、サムスンの記事を読むと、一段と面白いのではないでしょうか。
でも、そのあと中国の会社は誰がやっつけるのでしょう。
そこが解ると、もっと面白いかもしれません。[^^;;