「お風呂を直そうか」
で、見積もりを作って浴槽のカタログを取寄せ、「ん~、、300万円かぁ~。よしやろう。」と言ったのが5年前の夏。
まだお風呂は直っていません。
毎年今頃になると、思い出したようにお風呂談義となりますが、今年もどうするか、まだ決めかねているんですよね。
冷凍機付きの営業車は1台300万円。3秒で購入の決断をします。仕事の決断は速いですよ~。
個人の買い物の決断は何年もかかるとは、これでは、優柔不断オリンピックというものががあれば、代表選手になれますね。
一応社員よりは多い給料は貰っています。むろん、普通に生活しています。
「じゃぁ、フロぐらい直したら」といわれそうですが、ことは簡単では有ません。
給料は取っていますが、過去に何回も資金繰りで困ったことがあり、その度に個人でこつこつと貯めたお金を無利息で会社に貸し窮地を脱しました。
ですから、個人のお金と言えども、そう簡単に支出するわけにはいきません。
これが零細企業の実態です。
ダイエーなら国を挙げて救済策を考え、足りなければお金を天井無しに幾らでも貸すのでしょうが、零細企業の私達がおぼれそうになったら、棒で突付かれるのが落ちです。
しかしこれでは、新品のお風呂へ入る前に、新しい棺おけに入ることになりそうです。