10増10減

10増10減とは

衆院選の1票の格差を是正するため

人口の増えた地域の衆院小選挙区の定数を10人増やして

別な選挙区からその分10人減らすということです

 

人口の増減に応じて衆議院の数を調整するのです

 

でも、

やり方は別な方法もあるのにと言うのが今日の話しです

 

なんで10人減らした分を別な選挙区で10人増やすのでしょう

何故減らしたままではだめなんでしょう

というのも、

これから日本の人口が減るのは周知の事実です

当然国の予算も縮小する

なら国会議員も減らす

これを先取りする

これで何の矛盾も無いように思いますが

 

でもこの考えはうまくいかないでしょうね

 

なぜならこれと同じです

国連の常任理事国の一つロシアが悪いことをしても

制裁できません

それどころか批判さへできません

ロシアが拒否権を発動しますから

いわば治外法権

 

国会も議員10減だけはできません

ロシアの拒否権状態ですから [^^;;

言い換えると治外法権

 

もう一つ聞いてください

その地域の人口が減ったから10人減らすって可笑しくないですか

その選挙区の面積は減っていませんよね

 

何が言いたいか

 

日本国民は

国土の上に住み生活をしています

人口が減っても国土が減っているわけではありません

国土が有っての日本国なわけで

その国土を守るのも国の役目であり

国会議員の仕事ではありませんか

 

ということで

北海道の面積は83,450㎢で、東京の面積は2,194㎢

北海道の衆議院数は12人で、東京の衆議院数は25人

 

人口を国会議員一人当たりで計算すると

北海道は1583人で、東京は1784人

これは平等かな

 

でも

北海道と東京の面積を国会議員一人当たりで計算すると

北海道は6,954㎢で、東京は88㎢

これは不平等

 

これって、屁理屈かな [^^;;