復興資金は復興券印刷で

突然ですが、深さ1mの池に200円硬貨が落ちた。

これ拾いますか。

昔々の物語にこんなのがありました。

お金は天下の周り物、拾い上げなくては国家の損だ、だから拾い上げるんだよ。

確かにその通りだと思います。

ただ、現実的に体をぬらしてまで、200円を拾うのでしょうか。

しかし、これが200万円の束ならどうでしょう。

すくなくとも私は池に入り、拾い上げますね。

そのあと、警察か懐か、それはお金に聞きますが。

むろん冗談です。[^^;;

では、日本銀行券200万円が、日本銀行の前で燃えてしまいました。

日本銀行は自分たちの印刷した200万円ですから、もう一度200万円分のお金を印刷してもおかしくはありませんよね。

というか、正確に言うと印刷して欲しいのです。

だって、これって本来200万円の財産となるべく物が、この世から消えてしまったのですから、本来の使命を果たすべく再発行しなければなりません。

そうしないと、これは国家的損失です。

それを、関係ない人の使ったお金に5%乗っけて、税金として徴収するなんて、鬼のような所業で、到底飲める話しではありません。

こっちの方が国家的損失だと思うのです。

ということで、ここまで文句ありませんよね。[^^;;

では、このたびの東日本大震災のことを考えてください。

この復興資金は20兆円以上といわれています。

つまりは、20兆円の財産がこの世から消えてしまったのです。

先祖代々何百年も掛けて作り上げてきた、国家の財産を一瞬のうちに無くしたのです。

火災でなくした200万円状態ですね。

当然ながら、国家の命令で日本銀行が20兆円を印刷し、それを復興の財源にしました。

と、簡単にいかないのは何故でしょう。

私の意見の、どこかが論理破綻しているのでしょうか。

日本銀行券20兆円が無理なら、日本復興券20兆縁の発行は如何でしょう。

この日本復興券、お金と同じように世間を廻っている途中で、20年掛け日本銀行が回収します。

また、日本復興券20兆縁は、復興地域の名所旧跡、有名人はもちろんのこと、応援希望者の顔写真入りや企業物まで用意します。

人々が、収集したくなるような魅力的なものを造るのです。

そうすると、日本銀行は回収しなくても良いですよね。

それを増税で復興資金調達するとは、なんて知恵の無い話でしょう。

いま日本人は、税金の支払いで呼吸困難。

聞こえませんか、ぜいぜいと。[^^;;