八百長をしたら死刑ですか

今日のほとんどの新聞、テレビは八百長関与者に給料を支給するのかと、批判的な報道です。

前もってお断りしますが、相撲の八百長をよしとしているわけではなく、またかばっているのでもありません。誤解の無いように。

八百長関与者を謹慎もよし、減給や追放もよしで、きちんと処分が出たなら給料を出さないのも理解できますが、まだ調査中ですよね。

関与を疑われている相撲取りたちは自業自得ですが、でも今は縄で縛られ右にも左にも動けないわけですよ。

つまり、給料を出すなとは、死ねと言うことですかね。

八百長は死刑ですか、マスコミさん。

今回の八百長問題で、最も責任が重いのは、理事長はじめ親方連中です。

なぜなら、世の中のなんたるかも知らない10代の若者を集め、そのように育てたんですよね。

どこかで見ましたが、子供は親の言ったようには育たないが、親がやっているように行動するんだと。

ということはですよ、今回の八百長問題を起した相撲取りは、親方や先輩が綿々とやってきたようにやったわけです。

朝青龍の暴力問題の時もブログに書きましたが、子供を預かり一つの世界で徹底的に鍛えていく相撲界、その中で八百長問題がおきました。

これが失敗したとして、それは親方や相撲協会に人を育てると言う意識が無いから、おきたのではありませんか。

つまり、マスコミの責める相手は、協会であり親方であり、また相撲の歴史その物だと考えられます。

だって、週刊誌で八百長問題が取り上げられて30年になると言うではありませんか。

それを見過ごしてきた、大新聞やNHK、そして文化省に責任が無いとは言わせません。

もしかしたら、いま名前の上がっている相撲取り達は、被害者かもしれません。

理由ですか?、それは純白の清い子供たちを汚したのは指導者だからです。

親があり私がいる。そして私があり子供がいる。

また、会社もそう、会社があって社員が居る。

魚は頭から腐るとも言います。

私も気をつけよう。[^^;;