子どものころから家畜を飼育していました
小学校へ入学したころは玄関先に
電球で暖められた箱の中にヒヨコが50羽ほどいました
可愛いと思うのは最初の三日くらい
毎日の光景なので
あるとき気がついたら卵を産んでいた
こんな感じです
それから、うん十年
いまでも家畜に囲まれて生活をしています
羊、鴨、雉、鳩
何のために飼育しているかというと
もちろんペットではありません
いずれは食肉となり
レストランへ卸され
お客様へ提供されていくのです
家畜の飼育者として嬉しいことは、
日々の家畜の成長はもちろん
ですが
それも、生まれた三日間ほど
これだけ大量にいると
日常の業務に追われているので
これも詮無い話です
しかし
まれに家畜飼育の喜びを感じることがあります
私たちが飼育している生き物が
肉という商品になり
レストランで美味しく料理され
お客様へ提供される
それを感じるときです
レストランの経営者、
そして料理人さんの話を聞くことができるときです
本日来られたのは
札幌ロランジュ様 https://www.lorange-sapporo.com/
店名;L’ORANGE(ロランジュ)
住所;北海道札幌市中央区南5条西3丁目1 5・3BLD 2F
営業時間;17:30~23;00(L.O.22:30)
休日;日曜日
料理の材料となる家畜の飼育現場まで尋ねて来られるのですから
頭が下がります
感謝の言葉しかありません
生き物の飼育現場は
糞尿などの強烈なにおい
避けられようのないほこりやよごれ
大量の生き物の鳴き声
そんな中で
質問の嵐でした
料理にどれほど情熱を傾けているか
それを感じる1時間でもありました
私たちの飼育した家畜が商品となり、
料理人さんを通してお客様の
幸せな時間を共有できているひとときに感謝です
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