自戒の念をこめて

大昔ローマ帝国が滅びたのも、最近、と言っても20年ほど前ですが、ソビエト連邦が崩壊したのも原因は同じ。

特にソビエトなんて、アメリカ合衆国と世界を二分する超軍事大国でしたよね。

そのソビエトを他の国が倒れるまで攻めるなんてありえません。

現に、ナポレオンもヒットラーもロシア人には勝てませんでした。

つまり、どんな強い国でも、というより強ければ強いほど、どうも内部からその権力は崩壊していくようです。

さて、話は変わりますが、今日不在者投票をしてきました。

ものすごい人数の人が不在者投票するんですね。驚きました。

これをみて国民はやはり政権交代を望んでいる、と考えるのは私だけでしょうか。

ということで、天下分け目の今回の衆議院選挙。どうも民主党が政権をとるようです。

で、自民党です。

そうなると、民主党に負けたということになるかというと、これは違うのではないでしょうか。

私は官僚国家ソビエト連邦の崩壊と根は同じだと思います。

堕落、衰退、怠慢、賄賂、腐敗・汚職、癒着、私腹を肥やす、等々書けばきりが無いほどの原因が積み重なり本人も原因をつかめない状態で崩れていく。

そんな感じかな。

つまりは、内部崩壊ですね。

権力は、大きい小さいを問わず、すべて内部から崩壊していく/自戒の念をこめて。