統一地方選挙の選挙公報

私にはぜったいできないこと

その一つに選挙です

選挙と言っても投票ではなく

立候補すること

 

なぜなら

自分の顔写真を地域内に張り出し

顔写真の印刷物を各家庭にばらまき

マイクを握って自分の名前を連呼する

これがとてもではありませんができそうもありません

悪い言葉で言うとずいぶん破廉恥行為だと思うのは

言い過ぎでしょうか

とは言ってもそれらの行為が無ければ

立候補者の考えも分からないので

理解はしていますが

 

しかし、立候補者の考えを知るのは連呼からはできません

そんなことでハガキなど投函される印刷物から確認するわけですが

一番の手掛かりは選挙公報

今回も隅から隅まで読みました

 

皆さん、良いことを書いているものです

これらが全部実施されたらとても良い地域となるでしょうね

 

しかし、選挙公報を見る限り大事なことが抜け落ちていることに気が付きました

それは地場産業の育成です

文化や芸術そしてスポーツの振興、

また、若者の応援や老人対策

どれをとっても大事なことです

それは分かっていますがいずれの活動も人が居るからこそです

地域の人々はなにがしかの仕事をして給料を得て

生活をしています

つまり雇用の場が必須なのです

活発な雇用の場というのは地域の作業の振興なくしてあり得ません

 

私の住まいする赤平市は過去6万人の人口がいました

現在1万人です

その当時は経済的隆盛を誇りました

その元は石炭産業が街を支えていたからです

つまり、地場産業など企業経済が活発でなければ

どんな公約もむなしく空回りをするだけと言えるでしょう

 

そんな目で選挙公報を見ていました

市会議員10人のところに11人立候補しています

その中で地場産業の振興に触れているのは5人です

雇用の創出だけでは足りません

その元となる地場産業が無ければ

なぜなら産業の振興がありそこから雇用が生まれるからです

雇用の場があるからこそ人が住んでいます

人が居ての市政運営なのではないでしょうか

 

もちろん立候補者全員がその必要性を理解しているでしょうが

選挙公報に乗せていないというのは

立候補者にとってそれが一丁目一番地ではないと考えているのでしょう

もちろん、議員は市政運営のチェック機能が第一なのは分かります

しかし、人が居てこその議会ではないでしょうか

 

それより大事なことに気が付きました

なんと市長立候補者の一人は

産業の振興に一切触れていません

市長は地場産業のトップセールスマンでなければならないのに

残念を通り越して情けないはなしです

 

恥ずかしくてブログに書けない話でもあります

書いちゃいましたけど [^^;;