15年以上前の話です
大量のカメムシに悩まされていました
屁っこき虫と言われるあの臭い虫です
冬になると茶の間の蛍光灯の周りをうろうろ
ちょっと見に100匹はいましたね
茶の間ですよ
もちろん食事中にご飯に、ピタッと [^^;;
動き回る途中で電灯の傘の中に入り込み出られなくなったカメムシ
その死骸が一冬に1cmほど積もるということも
春には1/3に減りやれやれと
しかし、
秋になると鉄板製の物置の壁にぶつかるカメムシの音が
大粒の雨でも降っているかと思うほどです
自宅の白い壁が
ご飯にふった胡麻状態
決して大げさではありません
そのへんは我が家へお越しになった方に聞くとよくわかります
そこでまずとった対策は自宅への侵入防止
15年前当時築25年の窓は古いタイプのサッシでした
たぶん隙間から室内に入ってくるのだろうと
これを二重サッシに取り換えました
それでもまだいます
3mmの隙間があると侵入するらしく窓以外からも入ってくるとは
サッシなかったです [^^;;
200万円
効き目無し
それなら家にカメムシを近寄らなくしようと
調べるとどうも白い壁にカメムシが近寄って来るとあったので
壁の色を白からグリーンに塗り変えました
100万円
効果なし
またまた、調べてみると木酢液を嫌うとあったので
家全体にたっぷりと吹きかけました
50万円
全然効果なし
じゃ、直接やっつけるのだと
消毒液をたっぷり家全体に塗りました
少し効果があったのは確かですが
1週間で元の木阿弥
1ケ月に数回塗ることになり
手間が
お金が・・・・ [^^;;
そんなこんなであきらめかけていた時
ちょうど羊の飼育を始めました
さいわい10ヘクタールほどの土地があったので
荒れ地を畜舎周りから順次放牧場へと変更
草の種を播きフェンスを回して羊を放牧しました
2年目には自宅回りも
それからですね
カメムシが目に見えて減り始めたのは
5年経った頃にはかなり減っていました
いまでもカメムシは冬になると茶の間に出没しますが
人手でガムテープ退治ができるほど減っています
今日現在も茶の間にカメムシは見かけません
20年前は100匹いたんですよ
なぜ減ったか
カメムシの生態を調べると
家の中にいたカメムシが春になると外へ出て
植物の葉などに卵を産み繁殖する
それが秋口になると暖かさを求めて家に入り込む
こんな感じで出ていました
つまり、
一つには牧草地にするため不要な木を切り倒したからカメムシが減ったのではないかと思うのです
なぜなら倒した木から大量のカメムシを発見したので間違いありません
春に野原に散ったカメムシはどこかに卵を産むはずです
その草を羊が食べちゃう
また、羊が歩くとき卵を踏んでやっつけている
こう考えました
この話は素人の推測ですがそんなに的外れではないと考えています
なぜなら、羊を放牧し始めたころからカメムシが激減したので
で、相方にこの話をすると
あといっぴき退治しなければならないと言うのです
屁っこき虫のあんたを退治だ [^^;;