やっぱりマスコミも100年に一度の大不況

3月9日に『マスコミの敵』の中で、『マスコミはと言うと・・・・。対抗する敵はいません。』と書きましたが、実はいたんです。

経済人も官僚も、そして幾ら力のある政治家と言えども、誰か彼か敵はいます。

しかし、どうでしょう。いまやマスコミは一つの、それも社会的には最強の権力者となっています。

これ以上力のあるものは居ません。したがって敵もいないはずです。

マスコミが、「やつは、悪者だ」と書くと、我々情報を持たないものは、「うん、そうか、大新聞が言うのだから、テレビが言うのだから、やつは悪者なんだ」と判断します。

その判断に引きずられるように、結論も導き出され、それをまたマスコミが報道するのです。

仮にそれが冤罪であっても、もう社会復帰はできませんから、マスコミが事実上の裁判官かな。

さて、いま100年に1度の大不況。しかも、もっともっと悪くなるようです。

でも、よく考えると、誰が100年に一度の大不況と判断したのでしょう。100年間を詳しく知る人は誰もいないのに。

やっぱりこれもマスコミなんですね。

マスコミが「不景気だ」と書く。で、我々は「そうか、不景気か。いらないものは買わないようにしよう」。

これで、不景気がもっと進みます。

その数字を見たマスコミは、「不景気が進んでいます。このままではもっと不景気になります」と。

その記事を見た我々は、「そうか、そこまでひどいのか、それなら、家を建てるのはやめよう」「車の買い変えは止めて、もう一度車検を取ろう」となりますよね。

そして、マスコミは「これは大変!、100年に1度の大不況だ」と、こうなったわけです。

本当は、「ちょっと景気が悪いですね」くらいで当っているのかもしれないのに。

おそろしや、マスコミと思いませんか。

でも、世の中捨てたものでは有りません。なぜなら、マスコミにも天罰が下ることになっているからです。

それより『天に唾する』の方が正しい見方かな。

『テンバツ』じゃなく『テンツバ』ってか。[^^;;

トヨタ、ニッサン、パナソニック、東芝、その他・・・・、み~~~んな大赤字。

このあと、どうやって利益を出すとおもいます?

一番大きな人件費を削りました。次に、経費は徹底的に削りましょうと、私なら考えますね。

で、経費の一つに、広告費があります。これがまた、大きいのです。

さて、考えてください。NHK以外は、全部コマーシャルが入っています。

ネットも、バナー広告が流行り。

電波はもちろん、新聞も雑誌も、世の中ありとあらゆる媒体に、企業広告が入り、それで経営が成り立っているのです。

そう、今日言いたいことは、マスコミの敵は、実は自分自身だったという、笑える話でした。

同じ笑うなら、大声で笑って、作られた不景気をフッ飛ばしましょう。

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