またまたベトナムの話です
相変わらずオートバイの多いこと多いこと
しかし毎年行くと少しずつ変わっていくのが分かります
初めて行ったのが5年前
気が付くとかなり車が増えていました
でも、信号機は増えていないように思います
あの車とオートバイの洪水の中でも信号は極端に少ない国ですね
田舎へ行くとほとんど信号はありません
でも事故現場は見かけませんでした
4泊し市内を走り回っていても救急車のサイレンを聞いたのは4度ほど
日本なら日に4度は聞きますよ
ハノイのホテル、30fに泊まっていたときも救急車のサイレンは一度も聞きませんでした
新宿では部屋に入り眠るまでの3時間に3回聞いたことがあるのに
先日の北海道全体の停電の時
信号機はすべて消えていました
普通に考えれば交差点の事故は増えるんだろうなと思うところです
でも信号機が動いている時より減っているんじゃないでしょうか
自分も交差点に入るときは恐る恐るです
それは右からくる車も左からくる車も
対向車も対向車の右折車左折車もみな同じでした
こんな二つの経験から気が付いたことがあります
事故が起きるととんでもない田舎にも信号機が付きます
なんでこんな田舎道に信号があるんだと
左右から車が一台も来ないのに赤なら止まらなければなりません
信号があるから事故があるんじゃないかと
なぜなら
文明の利器
こんな言葉は古いですが
電気を信用する
信号機を信用する
信号がなければ飛ばしてもいいんだと
だから事故も起きるのではないかと
ベトナムはそもそも信号機がない
また極端に少ないから
自分のリスクを覚悟し
相手、つまり人間を見て車やオートバイを運転しているのではないか
と、思うのです
オートバイの洪水の中、4車線をすいすい歩いて渡るお年寄りがいました
日本人は見る対象を間違えているのでは。[^^;;