2006年6月から羊を飼うための放牧地を整備し始めました。
最初は中古のブルドーザーと小型のユンボを購入して。
それから12年にもなるんですね。
いまどんな状態か比較してお見せします。
上の写真は今年購入予定の山林です。
1m以上のクマザサに覆われて羊どころか人も入ることはできません。
完成した放牧地も同じような状態でした。
この写真は2012年に購入した山林で、いま放牧地にするべく手を入れています。
今年で6年目です。
このあと枯れかかった笹の上からたい肥を載せて、2~3年経ったら草の種をまきます。
上の写真は今の状態。
開墾してから6年、最初に手掛けてから12年経ったらこんなによい放牧地になります。
だいぶ違います。
どれほどの努力だったか、・・・涙物語を聞いてください。
なんてことは無く、ほとんど羊が作り上げてきました。
どういうことか。
人間の手は少々の立ち木をよけたのと、冬の間羊が生み出した糞をまいたこと。
そして草の種をまいたこと。
肝心なことは羊がやりました。
足で土地を踏んずけて耕し、草の種を土の中へ入れ、一年草の雑草は食べて絶やしたのです。
クマザサも新芽を毎年春になると食べるので2枚目の写真のようになります。
あと食べながら糞を牧草地に散布して肥沃な土地を作り上げたのも羊です。
羊は偉い、と思ったけど。
そういえば牧柵も人の手で設置しましたね。
訂正します。人と羊の共同作業で牧場ができました。[^^;;