北海道ワインラム

大手スーパーのバイヤーさんと昼食。

我が社の取扱商品の中で、思いっきり自信のあるものを、焼肉や鍋など、試食兼用ですが出させていただきました。

1.ワインラムの焼肉
2.北海あいがモモの塩焼き
3.北海あいがもロールの鍋
4.エゾシカの焼肉
5.エゾシカのしゃぶしゃぶ

ワインラムとは、北海道ワインさんからワインの絞り粕を購入し、子羊の餌にまぜ出来上がったのがこれ。

一口目は何も付けず、次に塩コショーで食べました。

ここだけの話、感動しましたね~。羊独特のいやな匂いもなく、実に食べやすいものです。

生後3ヶ月半ですが、どうしてこんなに美味しいものが出来上がったのかと思うほどの味です。

しかし、経営的に考えると、あと4ヶ月は育てないと。

次の北海合鴨モモ焼きですが、楽しい煉屋(昼食の場所)では定番で、売れている商品です。

焼肉屋さんで、合鴨メニューは珍しいですね。というか、見たこと有りません。

北海あいがもロールは、鍋にして食べましたが、バイヤーさん、これも絶賛。

エゾシカの焼肉は、今回のメニューの中で、初めてのことでもあり、あまり期待はしていなかったのですが、かなりいけます。

病み付きになりそうです。

それより、エゾシカのしゃぶしゃぶ。

バイヤーさん、この味には驚いていました。カルチャーショックみたいでしたよ。

バイヤーさん、最初から最後まで、美味しい美味しいの連発。あまりにも褒めるので、これは話半分の五割引で考えようかな。

それでも、かなりの高評価のようで、まずは良かった良かった。

もっとも、取引は『北海あいがも』ロールだけで、エゾシカは商品の数がまだまだ足りないので、商談をしませんでした。

また、ワインラムは今年の出荷予定はあと7頭、これしかありません。

来年は80頭くらいは出荷したいと、計画中で、取引を申し出られても、悲しいかな今は断るしかありません。
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北海道の『食』特別商談会での出来事

商談会後の社内日報です。

====ここから

展示会出店

2秒NHKのニュースに私が写っていました。

何も内容を聞かされないままロイトンさんへ。情報無いまま試食作成、商品提案。苦戦!苦戦!!

一言で
「エゾシカ」好評価でした、本州バイヤー様殆どが「美味い!」と絶賛、道内関係者も「考え方が変った」と。

各バイヤーの名刺を見ながら・・ 横柄な態度のバイヤーをちらほら

====ここまで、

で、私が「横柄な態度のバイヤーとは、何処の人ですか?」と質問。

====ここから返事

「A」のバイヤーです、4人で来て「鹿なんか売れるわけねぇ」と吐き捨て、面倒臭そうにしゃぶしゃぶ食べて、使った爪楊枝で歯を穿り、捨てずにブースのテーブルに置いて行きました。

====ここまで

エゾシカしゃぶしゃぶは美味しいと、ブログに何回か書きました。

美味しいかどうかは、主観で、他に自分の商品なら必要以上の思い入れも加わり、客観性からは遠いかもしれません。

認めます。

そんなことから、売れるかどうかはバイヤーさんの言うとおりかもしれません。

しかし、どうなるかは解りませんよ。まだ売っていないわけですから、これは売れないとも言えないはずです。

それより、このバイヤーさんの態度は、示唆に富んでいますね~。

そこで社内日報へは以下のように返事をしました。

====ここから

Aさんも先が見えてきましたね。

私の経験ですが、スーパーへ営業に行ったさい、同じような状況に何度も遭遇しています。

その後、当時の仕入担当者の対応で気の付いたことがあります。

それは、
Aさんの仕入担当者のようなことをしたスーパーから、倒産していったのでした。

Aさんはいま天下を取ったと思っているのでしょうね。

つまり、山で言えば、頂上に立ったようなものです。あとは下るだけ。

みなさん、
くれぐれも、弊社はこのような態度をとることのないよう、お願いします。

====ここまで

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第4回 北海道の『食』特別商談会

今日は10時から『 第4回 北海道の「食」特別商談会』に、社団法人 エゾシカ協会への協力で社員が2名出ていました。

で、11時過ぎに私も顔出し。

試食は、エゾシカしゃぶしゃぶ、ハンバーグ、ステーキ、焼肉です。

横から見ていましたが、しゃぶしゃぶが圧倒的な人気でしたね。試食した人全部といってもいいほど「美味しい」「思った匂いがしない」(これは獣の匂いのことを言っていると思う)「やわらかい」「甘い」などです。

ほとんどの人が嫌がる獣臭さはゼロ、これは本当です。しかも食べるほどに甘みが増す。これも本当。

これを不味いと言う人はいないでしょうね。

しかし、私はは気になることが一つ。エゾシカのかわいい顔と目を見ては、食べる気にはなりませんよね。それが心配です。

牛や豚は家畜ですから、日常の食卓で意識もしないで食べる出しょうが、さすがにペットにしている人はいなくても、エゾシカは山に自然にいるものです。

最近は数が増えて、ちょっとした山の中を走ると、エゾシカに遭遇することも珍しくはありません。

いずれにしても、キタキツネでさえ見て「可愛い~~」と言う人が、エゾシカを食べるだろうかと、それがちょっと心配です。

今回のエゾシカしゃぶしゃぶにした蝦夷鹿は、春先に囲い罠で捕獲して、鹿専用の牧場で乾燥などを与えて飼っていました。

それを養鹿(ようろく)と言うのですが、このように山にいた蝦夷鹿をそのまま食肉にしたわけではなく、いわば再飼育したものです。

半家畜かな。

関連記事 【しゃぶしゃぶと言えば】
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資金繰り

昨日のブログで資金繰りの話を書いたら、日中は金融機関の訪問ラッシュ。

まさか、私のブログを読んでいるわけでもないでしょうが。

内1件はメガバンク。(詳しくはウィキペディア/メガバンク

バブル崩壊後、金融機関の変化は知っていましたが、メガバンクは本気ですね。

何処にそれを感じたか。

会社にとって一番大切なのは、実はお金ではありません。誤解しないでくださいよ、お金は重要ですが、企業の繁盛を考えると、ほぼ同じかそれ以上大切にしなければならないことがあるということです。

それは、お客様です。

「そんなことは当然じゃないか」と理屈ではわかっても、そこを真剣に考え手を打つ企業は少ないのも事実です。

金融機関の『お金』を貸すから『お客様』を探す手伝いをする。つまり、相手の商売繁盛を先に考える。

この変化は重要です。

お金を貸すだけなら、信用調査で十分ですが、お客様を探す、つまり紹介が必要になると、関わりは私と相手だけではなくなります。

つまり、取引をしたい企業の、継続した繁盛が見込めなければ、被害は第三者にまで及ぶことになります。

そうならないためには、目先の利益、担保や保証人など、今までの貸付金の保全優先から、社長の人柄や能力、企業の戦略、社員、商品等々、検討項目の優先順位が変わってきたのです。

我が社を例として言うなら、レストランへ肉を売ります。これは何処の肉屋でもやっています、しかし、お客様となるレストランの繁盛がなければ、継続して肉をお買い上げいただけません。

そこに戦略を持ってお客様と相対する。

実に単純な話ですが、お客様の繁盛が先にあるわけですね。

その後に我が社の商売が成り立つ。これが事実です。

もう一つ。

1年に牛100頭を購入するレストランと、牛1頭しか購入しないレストラン100軒があったとして、あなたはどちらを選びますか。

私は牛1頭を購入するレストラン100軒と、お取引をしますね。

商いとしては手間もコストもかかりますが、『ある日突然売り上げがゼロとなる』と、こんなリスクは発生しません。

牛丼の世界と同じです。

メガバンクなら日本を代表する企業との取引が中心でしょうが、我が社クラスまで取引を増やす背景に、このへんの変化も感じますね。

しかし、今のやり方を真剣にやられると、地銀は今後どうするのでしょう。信金は、信組はと考えるときりがありません。

どの業界でも厳しいですね。
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早寝早起きは三文の得

いま午前3時15分。

昨夜は9時前に床に付き、眠るのが早すぎたのかな~、12時10分に目が覚めてしまいました。

そのうち眠くなるだろうと、2時半まで雑誌を読んだり考え事をしていました。でも眠くなりそうにないので『えい、起きちゃえ』と。

一通りメールチェックを終え、社内掲示板を見て、今しがたブログを書き始めた次第です。

でも、ここにきてさすがに疲れてきました。

早寝早起きは三文の得と言いますが、こんなに早すぎはだめでしょうね。

そう言えば、若い頃もよく夜中に目を覚ましたものです。

ベットに腰掛け考え事をしていたら、妻も目を覚まし「今月もお金が足りないの?」と聞かれたのは何回有るかな。

これには自分でも気が付きませんでしたが、資金繰りに窮すると夜中に目を覚ますようです。

いまも相変わらずお金は有りませんが、資金繰りはだいぶ上手になりましたよ。[^^]

そのころ、初々しく声を掛けてきた妻は、ZZzzzz・・・。
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でた!、年金横領

また出ましたね。

え!、なにがって、お化けが。

んなわけないですよね。社会保険の問題です。

こんどは、社会保険料などの着服を社会保険庁が発表しました。ついにやりましたね~、もろ犯罪です。

でも、総額3億4,000万円とのことですが、我々庶民にはものすごい金額ですが、この金額をどう思います?

でも、そんな少ないわけないでしょう~~。その2倍、いや3倍かな。

ん?10倍。

もう一声、100倍。そう、たぶん何百倍か何千倍もやっているはずです。

だって、私もそうですが、年金をかけていたのに、そっくり抜けている人、そのお金の行き先を考えると、横領の可能性は十分ありますよね。

そう考えると、何千倍あっても納得です。

許しませんけど。
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教科書のお下がり

親戚から、教科書のお下がりを貰った話の続きです。

思い出しました。

あるとき同じ町内に住む人からお下がりの教科書を貰ったことがあります、しかし、なんと年齢が二つ上。

つまり、1年あいだを空けてのお下がりです。

不都合は沢山ありましたね。たとえば授業中教科書を開くと、先生の話と書かれていることが微妙に違うとか。

内容ばかりではなく、先生の指示するページも違ったりするのですから。

結局そのまま使いましたが、なんでと疑問に思う人もいるでしょうが、かなり貧しかった両親は教科書代を浮かせようとしたのです。

当時私は余白に落書きのある薄汚れた教科書で勉強しましたが、同級生の中には真新しい教科書と筆箱、鉛筆を持って新学期を迎えるものもいます。

今考えると、生活保護を貰っている家庭も真新しい教科書でしたね。

しかし、子供の頃はそんなことは理解できません。

40人前後の同級生の中で、兄や姉から教科書のお下がりはあったとしても、丸きりの他人、それも、二つ上の人からのお下がり教科書、これはそう多くはないでしょうね。

そんなこんなで『なんで俺だけお下がり教科書なんだ』と、なんとなく解る我が家の状況で、ぶつけようのないイライラを感じたものです。

でも、その教科書、一つ下の弟へ行きました。
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