今日は10時から『 第4回 北海道の「食」特別商談会』に、社団法人 エゾシカ協会への協力で社員が2名出ていました。
で、11時過ぎに私も顔出し。
試食は、エゾシカしゃぶしゃぶ、ハンバーグ、ステーキ、焼肉です。
横から見ていましたが、しゃぶしゃぶが圧倒的な人気でしたね。試食した人全部といってもいいほど「美味しい」「思った匂いがしない」(これは獣の匂いのことを言っていると思う)「やわらかい」「甘い」などです。
ほとんどの人が嫌がる獣臭さはゼロ、これは本当です。しかも食べるほどに甘みが増す。これも本当。
これを不味いと言う人はいないでしょうね。
しかし、私はは気になることが一つ。エゾシカのかわいい顔と目を見ては、食べる気にはなりませんよね。それが心配です。
牛や豚は家畜ですから、日常の食卓で意識もしないで食べる出しょうが、さすがにペットにしている人はいなくても、エゾシカは山に自然にいるものです。
最近は数が増えて、ちょっとした山の中を走ると、エゾシカに遭遇することも珍しくはありません。
いずれにしても、キタキツネでさえ見て「可愛い~~」と言う人が、エゾシカを食べるだろうかと、それがちょっと心配です。
今回のエゾシカしゃぶしゃぶにした蝦夷鹿は、春先に囲い罠で捕獲して、鹿専用の牧場で乾燥などを与えて飼っていました。
それを養鹿(ようろく)と言うのですが、このように山にいた蝦夷鹿をそのまま食肉にしたわけではなく、いわば再飼育したものです。
半家畜かな。