読売新聞の考え

私は天邪鬼(あまのじゃく)。

これはだいぶ前に書きました。

「人が右」と言えば、いつも「え?、左も有るんじゃない」と思います。

Aと言われればBもあるじゃん。皆が好きと言うと、私は嫌いだとか。

別な言い方で、『判官贔屓』かな。

もっとも嫌いな言葉は『長いものには巻かれろ』です。

それはともかく、今朝読んだ読売新聞の「けいざい百景」にひとこと。

その前に私のスタンスは、もともと自民党支持者です。いまも心情的には自民党支持。

読売新聞は日常読みません、でも今日は川崎のホテルで、ロビーにそれしかなかったもので。

読売新聞といえば、大新聞。影響も大きいだろうに、書いてあることは私でさえおかしいなと思うことがありました。

まず始めに、コラムにかいてある「国民は民主党の公約すべてを支持したか」と言うもの。

おまけに公約をもう一度見直す必要があると書いてあります。

すべて支持していないのは当たり前で、全部支持している人は一人もいるとは思えません。

でも、国民の大方は支持しているんですよね。だから選挙で大多数を取りました。

それを、もう一度公約を見直せとは恐れ入りました。

公約ありきの八ッ場ダム廃止に反対のようですが、これらはつまり公約を破れと言っているんですよ。

大新聞の編集委員が書いているとは思えません。

もう一つ、最後のほうに書いてありますが、「政権交代で国民が求めたのは、性急な改革ではないはずです」の部分。

また、国民的な議論をじっくり重ねろとも書いていますが、あれだけの大差が付いた衆議院選挙。

もともと自民党支持者の私も含めて、性急な改革を求めているのではないでしょうか

いまのところ改革の実態は一つも見えていませんが、でも期待できそうだとは感じさせる政権です。

まだ政権が出来て40日そこそなので効果は見えません、じれったいけれど我慢します。

なぜならこの政権に4年の時間を与えていますから。

いまはこれで、十分です。

ということで、あまのじゃくな私の考えでした。[^^;;
続きを読む…

新自民党

自民党の総裁選、巷の予想通り谷垣さんが勝ちました。

これで私の予測では、自民党はもう浮かばれませんね。

国民としては、世の中を変えて欲しいから民主党に投票しました、だからこそ政権交代がおきました。

そんなとき「我が党は変わりません」と言っては、だれにも相手にされなくなるでしょう。

でも、私としては、このまま自民党が駄目になっていくのは悲しく見ていられません。

そこで、一つ提案があります。

河野太郎さん、今の自民党を出て、新自民党を作ってください。

谷垣さん率いる自民党は、名前を旧自民党にかえましょう。

と言うことで、自分党からのお願いでした。[^^;;
続きを読む…

自民党はどうなる

チャンネルを回す。

昔ならこういいました。今となっては昔というより大昔になるかな、テレビのチャンネルは丸いつまみになっていて、カチャカチャとまわして、見たい番組に合わたんです。

その口癖がいまだに抜けません。

で、そのチャンネルを回していたんです。

『おっ、町村さんだ』と。北海道を代表する国会議員、町村信孝さんを見つけました。

番組はバンキシャ。ところがなんか変です。

大物国会議員町村さんが、札幌に来ていた自民党総裁選に立候補した人二人と握手をしたんですが、最後の河野太郎さんとは握手をしないではありませんか。

そのあと、「人を非難すればいいってもんじゃない」とかなんとか。河野さんが居なくなってもまだ「ぶつぶつ」と。

もう決定的。これで、谷垣さんが総裁になれば、自民党の再生は不可能ですね。

まだ解っていないようです。

名指しはしませんが、元首相や派閥の長、参議院の実力者、等々こういう人たちのやってきたことが否定され民主党との政権交代が起きたんです。

そのあとも、同じ論理で自民党を動かそうとしたら、支持者は全員そっぽを向きますよ。

日本にとって、筋の通った強い野党は必須なんです。

しかし、町村さんの対応を見ていると、これじゃ期待できないなと。

そう思うのは、私だけかな。

でも、来年の参議員選挙でこの件ははっきりします。

自民党支持者が期待できるのは、
民主党の内部崩壊だけ。[^^;;
続きを読む…

八ツ場ダム騒動に思う

流行の半纏じゃないですが、私も八ツ場ダムに関して一言。

というか、その中止するかどうかの意見にではなく、報道のあり方と民主党の将来に対して。

さて、前原誠司国土交通相、建設中止予定の八ツ場ダム、建設予定地の群馬県長野原町を訪問しました。

前原大臣、テレビで見る限りずいぶん丁寧に説明しています。まぁ、当然と言えば当然ですが、これは自民党時代には見られなかった光景ですね。

ダム建設中止に対して、大沢正明群馬県知事など地元住民から反発が出ています。

で、あれだけ反対されているので、民主党は建設中止を撤回するのかと思うと、「誠に申し訳ないが、白紙に戻すつもりはない」とのこと。

さて、そこで私の意見です。

新聞やテレビニュースを見る限り、反対意見ばかりで、賛成意見は無いかのようです。

そんな馬鹿なことはないと、ネットを見るとむしろこのヤンバダム中止には賛成の人が多いですね。

なぜ、新聞やテレビは反対意見ばかりなのでしょう。

昔言われていたことですが、犬が人を噛んでもニュースにならないが、人が犬を噛んだらニュースになる。このたぐいでしょうか。

マスコミは公正に事実を正確に述べて欲しいものです。

さて、もう一つ今回の騒ぎを見て感じることは、民主党の一貫した姿勢と、国民に対する丁寧な接し方。

私は元々は自民党支持者でした。

しかし、全部に賛成しているわけではありませんが、民主党が政権をとってからの政治姿勢には好感をもちますし、応援してしまいます。

また、このダム問題ばかりではなくマニフェストに書かれてあることを一つずつ確実に実施していくと、50年単位で自民党に政権は移らないでしょうね。

もしあるとしたら、内部崩壊だけです。
続きを読む…

郵政民営化に思う

衆議院議員選挙が終わりました。

私の投票も終わりました。でも、勝った政党も負けた政党も、今から始まるんですね。ということで、またまた選挙の話。

実は、いくら考えても解らないことがあります。

その前に皆さん、税金が高いのと低いのはどちらがいいでしょう。また、規制が多いのと少ないのはどちらを好みますか。

自由と不自由は、・・・。

この質問馬鹿げていますかね。

自由で規制も少なく税金は低いと、返事は決まっていますよね。

私は小さな政府が一番だと思うのです。

なぜなら官僚組織の肥大化は税金の多寡に跳ね返ってくるから。

また、規制が増えると不自由になるともおもっています。

2005年、当時の小泉純一郎首相の公約の郵政民営化法案、これが可決。

ところが、今回の選挙では自民党の一部、また民主党などの野党は全部反対しています。

民主党にいたっては、見直すとも言っています。これって元に戻すということでしょうか。

国鉄民営化は良かったのに、なぜ郵政民営化が駄目か理解できません。

郵政民営化で過疎地がつらい思いをしているのは事実でしょう。

その対策は、必要な場所へ手当てをすることであって、郵政民営化全部を取りやめるというのは納得できません。

政府が大きいと沢山のお金が必要となります。それは全部税金。
続きを読む…

衆議院選挙にひとこと

世の中衆議院選挙一色。

今回の選挙、政権交代もおきうるという重大な選挙です。

私は橋本総理大臣のときまでず~っと自民党を支持していました。

それからしばらく、不謹慎といわれるでしょうが、白票で投票用紙を出したり、投票自体をボイコットしたり。

さて、そこで今回の選挙です。

与党は野党のマニフェストにたいして、無責任だ、責任を果たせるのは与党だと大声で叫んでいます。

しかし、この言葉には矛盾が二つ。

まず一つ目。

その責任を果たせなかったから、政権交代の声が出ているんですよね。人のことを言えるのでしょうか。

もう一つ、野党を無責任だといっていますが、でも、まだ政権運営をしていないので、やらせて見たら出来るかもしれませんよ。

そう考えると、与党の言っていることは、矛盾だらけです。

そうは言っても、民主党の言っていること総てに賛成できるわけではありません。

ということで、私の考えに一番近いのは『みんなの党』なんですけれどね~。

特に、マニフェストの一番目が魅力的です。

Ⅰ.増税の前にやるべきことがある!

でも、北海道で投票することは出来ないみたいですが。

さて、そこで私の選挙に対する考えを整理してみました。

当選してほしくない人。

一番が20年以上議院をやっている人。

だって、20年間議員をやって、あなたが今の日本を作ったんですよ。

だったら、こうなった(特に年金)責任を取ってほしいものです。

次に60歳以上の衆議院さん、そっこく退場してください。老害です。

あなたは、今の世の中を作り間違ったと知ったときは、もうこの世の人ではないでしょう。

そんな人に、日本の国つくりを任せられますか。つまり、あなたがたは若い人の邪魔になるだけです。

50代の人も遠慮したらどうですか。

100歳まで生きるならともかく、あなたも、国造りの結果をきちんと自分自身で見て責任を取れないのです。

ということで、みなさん、今回の衆議院には、30代を当選させましょうよ。

もうちょっと張り込んで、40代もokとしましょうか。

いずれにしても、自分たちのとった結果をきちんと検証できる年齢の人に当選してもらいたいものです。

私も老害と言われる前に・・・・[^^;;
続きを読む…

『脳死は人の死』でしょうか

臓器移植法改正で、脳死を人の死とする『A案』が可決成立されました。

自分のことで振り返ると、父方の祖母は交通事故で、数週間後、いわば脳死状態のまま亡くなりました。

話すこともできず、体も動かせません。

こちらの呼びかけも聞こえているのか、解っているのか不明でしたが、今回の法改正であの状態が死となります。

これにはどうも賛成しかねます。

私は日ごろ自分や身の回り、そして社会で起きること事象に対して、自分の意見をきちんと持つように心がけています。

いつからだったかと振り返ると、1回目の成人式からでしたね。

その件に関して、賛成か反対か。

ではなぜ賛成か、どうして反対なのか。きちんと自分なりの理由もできるだけ整理もするように心がけています。

ところが、臓器移植法は、いくら考えても賛成・反対の意見の整理ができません。

今回の法改正で、子供の臓器移植を国内で受けられる道が開け、臓器移植を受けて助かる命がある。これは理解もできます。そして、それだけとるなら賛成です。

しかし、人の死を交通整理みたいに、きちんと仕分けすることができるものでしょうか。

先日アメリカへ心臓移植をするため行った子供さんが、時間が足りずに亡くなりました。

その子の写真を思い浮かべ、祖母のベットでの姿を思い出しても、この件に対して私の意見はまだはっきりしません。

優柔不断なやつだとお笑い下さい。
続きを読む…

少数意見に宿る真実

今日もテレビの話。

ここ1年位前から、毎週日曜日午後1時半から3時まで『たかじんのそこまで言って委員会』を見るのが楽しみで楽しみで。

どうしても見ることが出来ない日は、もちろんビデオです。

さて今日の番組、ゲスト二人のトークが圧巻。

一人目は大阪府知事橋下徹氏。

頼もしくなりましたね~。

最初はりきみばかり目だって、言っていることが正しくても、あれじゃ理解・応援してもらえないだろうなと思ったものです。

しかし、今回は違いました。風格と自信を感じました。

話していること全て納得、特に官僚に対する意見に関して100%賛成です。

きっと苦労しているんでしょうね。応援していますよ。

さて、二人目は中部大学教授武田邦彦氏。

もともとこの人のファンですが、いつ聞いても解りやすいですね、世の中の環境対策エコの欺瞞が。

どこって、経済対策というエコカー補助、電化製品のポイント制度など全部です。だって特定の業界や企業にたいする税金投入でしょう。

急にエコを言い出して、どうも胡散臭いと思っていたんですが、ビンゴでした。

究極のエコ生活は、物を大事に使って長持ちさせることじゃありませんか。

たかじんのそこまで言って委員会』6月28日の出演者
●司会 やしきたかじん 辛坊治郎 (読売テレビ解説委員)
●パネラー 三宅久之、金 美齢、桂 ざこば、勝谷誠彦、須田慎一郎、宮崎哲弥、福山哲郎、田丸麻紀
●ゲスト 橋下 徹(大阪府知事)、武田邦彦(中部大学教授)

さて、橋本知事さん、実を言うとこの番組に出ているときは、あまり好きでなかったんですよ。

でも、今日から、フアン解消でファンになりました。[^^;;
続きを読む…

子供の義務教育

たまたまテレビを見ていたら、驚きました。

奈良県で身障者の中学校入学拒否問題。裁判で中学校へ入れるようになったとのこと。

一件落着なんでしょうが、私は納得できません。

入学拒否したのは教育委員会。

こんなことが許されるのでしょうか。

小学校と中学校は義務教育ですよね。誰でも知っています。

裁判で決めるようなことでは有りません。もともと子供に教育を受けさせるのは、決まっていることなんです。

(以下一部抜粋)
義務教育とは、
・すべての国民は、法律の定まる所により、その能力の応じて、等しく教育を受ける権利を有する。
・すべての国民は、法律の定める所により、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う。義務教育は、これを無償とする。 (日本国憲法:第26条の第1項、第2項)
・国民は、その保護する子女に、9年の普通教育を受けさせる義務を負う。(教育基本法:第4条)

続きを読む…

これからどうする教育委員会

さて、裁判に負けた教育委員会はこれからどうするのでしょう、注目しています。

少なくとも責任を取らなくてはなりませんよね。

なぜなら、自分達のよりどころ、義務教育を拒否したんですから、もう存在価値はありません。

総入れ替えが妥当と考えます、少なくとも、教育委員長はじめお偉方には全員辞表を出してほしいものです。

続きを読む…