北海道サフォーク牧場整地状況

ブルドーザーって下は頑固ですが、上はやわですよ。

今年の牧場整備予定地の80%ほどを、整地し終えたところです。

で、ブルドーザーはごらんの野状態です。もぉ天井部分はがったがた。

その他にも、フロントグリルはべこべこ、絶対壊れそうも無い床は持ち上がり、ライトは斜めにぶら下がっています。

破壊寸前のブルドーザー.jpg

妻がブルの天井を見て「あんた、もうこの仕事を止めたら」
「え、なんで」
「きっと、命を無くするよ!」と、真顔で言うんです。

写真で見ると、屋根部分の真正面、その真ん中が、丸くへこんでいます。

実は、崖に落ちそうになり、ブルドーザーは左前のめり状態。で、太い立ち木によしかかり、ひっくり返らなかったのです。

確かに、これは危ないかも
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ハートマークの子羊

ハートマークの子羊.jpg

このハートマークはむろん偶然に出ました。

偶然ですから、ちょっと崩れていても許してください。

2007年4月23日生れのこの子羊、なんと左横腹に黒のハートマークがくっきりと浮かび上がっていました。

子羊の母親はフライスランド種で、父親はサフォーク種です。サフォークは顔が真っ黒な肉用種の羊。

ご本人は、顔はグレーで、体はほぼ白、出たハートマークは真っ黒。

この模様は大きくなるとどうなるか、たぶんこのままだと思うのですが、我社は肉屋。

いずれ肉となりますが、生き残るにはどこかの動物ランドなどに嫁に行かせたいですね。

居ると人気が出ますよ~。おまけに見に来た人みんな幸せになります。

ちなみに、この子羊、今日現在男でも女でもありません。肉用に処理しました。(あまり大きな声でいえませんが去勢しました)
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我社の子羊誕生、第一号

北海道サフォーク牧場 第一号の子羊誕生.jpg
昨年から羊の飼育を始めました。

オーストラリアから羊のサフォーク種も輸入しました。で、今日美深から購入した羊に子羊が生れました。我社の子羊誕生第一号です。

母親はサウスランド、雄はサフォークです。

夜の6時頃1頭生れましたが、親羊のお腹を見ると、ものすごい勢いで中から蹴っている感じがあります。まだ1頭入っているかもしれません。

お産はチョッと遅めですが、これから、40頭生れます。

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盛岡で国産の生ラム

盛岡 盛桜閣 生ラム肩ロース900円.jpg
盛岡 盛桜閣 生ラム肩ロース 900円

盛岡と言えば冷麺。

そんなことから、昨日の夕食は冷麺を食べに盛桜閣へ。

席に着きメニューを見ると、なんと焼肉の中に生ラムがあるではありませんか。

羊飼いの我輩としてはこれを逃す手は無い。

そこで、スタッフに「この生ラム、国産ですか」と聞くと「はい、遠野やこの近郊で生産された物です」と、この言葉に惹かれて注文しちゃいました。

900円はちょっと高いが、でも、その価値ありですね。

不満は味付けの濃さかな。ラムの味はそこに隠れがちで一瞬何の肉かと戸惑いましたが、国産独特の柔らかさの中にラム肉の味をきちんと感じることが出来ます。うめ~~~。

盛楼閣は1982年盛岡駅前に店を構えたとのこと、でも、前回10年前(1997年)にぴょんぴょん舎へ冷麺を食べに来た時には気が付きませんでしたね。

1日何百食出る人気店と旅行ガイドにも載っています。

それは、ともかく盛楼閣の冷麺を食べるのを忘れて出てきてしまいました。

もう一回こなければ!
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厚さ8cmの教科書

昨年から始まった『北海道サフォーク牧場』の造成。この牧場造りより大変なのがめん羊の飼育です。

28年前に50頭ばかりめん羊を飼っていましたが、当時は鶏舎・豚舎の建物の周りの除草を目的とした飼育で、綿羊に対して真剣に接していませんでした。

子羊のお産も把握せず、いつの間にか子羊が増えたり減ったりとそんな状態でしたが、今考えるとめん羊には罪なことをしたものです。当時もサフォークでした。

罪滅ぼしと会社の命運を掛けて、今回は真剣にやらなければなりません。

そこでめん羊飼育をいちから勉強しようと、調べてみました。

インターネットってすごいですね~。綿羊に関する資料を探して印刷したんですが、なんとA4版で8cmにもなったんです。

8cmにもなった資料.jpg

参考資料のほとんどが、『社団法人 畜産技術協会』のHPから頂戴しました。ここで勉強させていただきます。

印刷したのは良いとしても、これを読むとなると・・・

そればかりではなく、覚えることが出来るんだろうか・・・
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地元産の羊肉を使って頂戴

岩見沢SAラム肉辛味噌定食700円.jpg高速道路砂川SA ラム肉辛味噌定食 700円

今年は北海道サフォーク牧場と名付けためん羊牧場造成に精を出さなければなりません。まだ牧場予定地は雪の中ですが。

そんなことから外食に行くと、どうしても鴨肉か羊肉のメニューに目がいってしまいます。

鴨肉に目が行くのは、これまた4年前から飼育しているからです。

そんなことからの、ラム肉の定食を食べましたが、ラム肉の味ってじわじわ染み出てくるんですね。たぶん目をつぶっていても解ると思いますよ。

輸入のラム肉を使っているとは思うのですが、私としては高速SAは地元の玄関にあたる場所です。そんなことから、地元産のサフォークの肉を使った料理を提供してほしいですね。
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北海道サフォーク牧場予定地

いまテレビを見ていたら、菜の花料理をやっていました。

菜の花はチョッと苦味があって美味しいんですよね。大好きです。北海道の菜の花の盛りは6月です。

毎朝NHKは日本中から春の便りを送ってきます。それなのに、北海道はまだまだ雪の中。少なくても私の住んでいるところは。

そうですね~、雪は深いところでまだ1mはありますよ。

今日は歩くスキーを履いて、北海道サフォーク牧場予定地の外側をくる~と一回りしました。

2006年6月9日の記事 ●滝川の菜の花畑
2005年6月2日の記事 ●菜の花が満開
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五つ子の仔羊

私のところから、北へ100km、高速道路を利用して1時間10分で北海道は士別市。

士別市は羊の産地です。今日士別市のめん羊牧場さんを訪問。

感動です。

五つ子の仔羊.JPG

なにがって、それは五つ子の仔羊です。おかあさんはロマノフ種で、お父さんはサフォーク種とのことです。

何がすごいって、羊は子育ては2頭が限界なのです。

じゃぁ、あとの3頭はどうするかというと、管理する女性が1頭ずつミルクを飲ますのです。人間の赤ちゃんのように抱っこして。

これが本当にすごいんです。だって夜中もですよ。

めん羊の種類については、畜産技術協会のホームページをご覧ください。

====以下は畜産技術協会から一部抜粋

●毛皮種 ロマノフ種(Romanov)
ロシア原産の毛皮種 で、大きさは雌で40~50kg 、雄は一回り大きい。特徴としては、小型ではあるが繁殖力が旺盛。多産で周年繁殖も可能。毛皮は主に子羊のものを利用。

●肉用種 サフォーク種(Suffolk)
イギリスのサフォーク州が原産。在来種のノーフォーク・ホーンにサウスダウンを交配して作られた大型の肉用種。大きさは雄100~135kg、雌70~100kg。早熟早肥で産肉性に富み、良質のラム肉を生産。世界各国で肉生産用の交配種として広く飼養されている。頭部と四肢には羊毛がなく、黒色短毛で覆われている。
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生ゴミは重要な資源

我社は肉屋がメインで生ゴミが大量に出ます。このゴミって言ういいかた嫌いですが。

売上から行くと、肉屋、スーパー、業務用卸となりますが、その順番で生ゴミが大量に出ますが、現状それを産業廃棄物としてお金を支払い処理しているのです。

そこで今年はゴミゼロを目標として、まず、生ゴミをなくすことから始めようと思います。

実際は、生ゴミをゼロには出来ませんが、出た生ゴミを捨てるのではなく、再利用することは可能です。

地球の自然界を考えて見ましょうか。

兎は草を食べて繁殖します。草食動物ですね。で、草食動物は肉食動物に食べられます。また、草食動物も肉食動物も、自然界の中で死んだ場合は、小さな虫や細菌に食べられたり、また腐敗して土に返るのです。

春になると、山一面は緑になる。自然はこのように毎年繰り返しているのです。

つまり、生ゴミも自然界の営みの中に組み込んでやれば、地球に役立つ重要な位置を占めるのです。

自然界から生まれた生ゴミは、人間が作り出した化学物質の産業廃棄物とは根本から違うので、考え方を改めなければなりません。生ゴミは有機物として再生利用可能なんですね。

しかし、法律は同じ考え方で処理されていますね。これには異論もありますが、まぁそれはともかく、これから取り組む生ゴミの資源化処理も、当然ながら法律に基づいて取り組む予定です。
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