社名変更(4) (株)アイマートから株式会社アイマトンへ

99%社名変更手続きを終了しました。

あとは、届出関係で抜けているところが出たら、その都度修正するだけです。

ところで、今回はなぜ”株式会社アイマトン”になったのか、その理由を説明します。

第1回でアイマートの理由を書きました。→詳細はこちら

北海道の肉屋は、豚肉を主としています。そこで、アイマトンとは、アイマートの豚肉。豚をトンとも読みますので、これを縮めて、アイマトンとしたのです。

しかし、この名前に決めてから、URLを確定し商標登録も終えてと、順番を追って手続きをしている内に、ジンギスカンのブームが来ました。

今ではアイマトンとは、アイガモの”アイ”と、羊(マトン)の”マトン”から”アイマトン”ですと、説明しても皆さん納得していただけます。

まぁ、これでも良いかなとも思っています。

また、これは余談ですが、赤平のお客様のところへお邪魔をした時、そこのオーナーが社名の運勢占いをしていて、「単純に”アイマトン”とするより、”株式会社アイマトン”と、最初に”株式会社”を付けると、運勢がもの凄く良いですよ」と、言われそれからはフルネーム”株式会社アイマトン”と省略せずに言うようにしています。
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2006国際食品工業展

昨日から東京ビックサイトで開かれている、社団法人日本食品機械工業会が主催する、2006国際食品工業展へ来ています。

視察対象は、食肉機械、環境対策、生ゴミの処理関係などです。

で、今はホテルの部屋。

このホテルには、いままで何故無いのかと思っていた物があり嬉しいですね。

そうは言っても、たまたま私の泊まったホテルに無かっただけなのでしょうが。

それは、インターネットの無料接続。しかも、何時間でも無料で使えるのです。

ここは、『東京ベイ 有明ワシントンホテル
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社名変更(3) (株)アイマートから株式会社アイマトンへ

株式会社アイマトンへ名前を変える上で、一番の障害は経費でした。

根っからのケチの私は、前向きのお金はそうも感じませんが、捨てるということが安易にできません。

社名を変えると、毎日使う納品書から請求書、領収書、封筒から会社案内、そして、商品の袋や看板の書き換えなど、もの凄い数を廃棄したり経費がかかったりします。

それが、もったいなくて社名変更までもたもたしていました。

官公庁への届出や、許認可に関しては『言われてからでいいかな?』と、遅れ遅れで終了させました。

あっ、もう一つ大きな心配を忘れていました。

それは、お客様からの反発です。

一番多い質問は、「アイマートで良いじゃない、何で変えるの?」

次に合ったのが、「今度マトンに力を入れるの?」「お金掛かるでしょう~」。

「呼びづらい」「覚えづらい」「変な名前だ」・・・・

沢山有ったのですが、これはお客様と話す機会ができたと、逆に積極的に利用しましたが、今考えても、やっぱり捨てることが一番の苦痛でしたね。
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社名変更(2) (株)アイマートから株式会社アイマトンへ

今の売上構成比は、7割くらい肉類の販売です。

3年前より、あいがもの飼育も始めています。

つまり、家畜の飼育から食肉卸売小売を営業して、いよいよコンビニと間違えられる名前のアイマートと実情が合わなくなっていました。

そこで、あいがもの飼育を始めた3年前に社名変更を決めたのです。

最初は『アイトラ』とか『アイマト』などの4文字を考えていましたが、結局『株式会社アイマトン』に決めたのです。

しかし、費用が相当掛かることと、無駄な経費が出ることで、3年後を目処として準備を開始したのです。
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社名変更(1) (株)アイマートから株式会社アイマトンへ

株式会社アイマトンは、旧社名株式会社アイマートとして、1983年9月創業。現在23期目を運営中です。

会社名をアイマートとした理由は幾つか有ります。

1.アイは、『 i 』で、私岩井のイニシャルです。マートは商店。つまり、簡単に言うと岩井商店です。
2.アイは、英語で目のこと。真実を見つめる。そのような意味合いです。
3.母方の実家の魚屋さんの屋号は丸の中に、ひらがなで『め』で、読みは『まるめ』と言います。そこから拝借しました。
4.もうひとつ、これも肝心です。アイは、アイウエオ順で、電話番号が最初に来るから。

で、最初に会社名を変更しようと考えたのは、18年前です。

理由はアイマートは創業当時スーパーの名前みたいだと、よく言われたもので、また、北海道のコンビニにセイコーマートがありそれと間違えられたことがきっかけだったのです。

でも社名変更はやめました。

当時は肉の卸売を主としていましたが、それこそスーパーをやって見たいと思っていたからです。
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株式会社アイマトンの中間決算会議

今日は年度中間の報告会議。

株式会社アイマトン(旧社名アイマート)は、現在23期目を運営中です。

厳しい社会情勢ですが、現在社員の英知により23年で上から2番目の業績で推移しています。

集まるのは大変で、幹部社員15人の会議ですが、片道1時間半かけ札幌と千歳からも滝川へこなければなりません。

午後5時30分から午後9時まで会議。

終了しました。

これから帰宅するのですから、自宅へは夜中の11時になる人もいます。お疲れ様でした。
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経営者はお金が足りなくなると病気になる

夜中の2時に目が覚め『ぼ~~っと・・・』していると、隣のベットで寝ている妻が「お金が足りないの?」と。

私は、支払い用のお金が足りなくなると夜中に目が覚めることが、この妻の一言で知りました。

どんなに小さな会社の経営者でも、お金が無くなると眠れなくなり、それが続くと不眠症に。

このままお金の足りない状態が続くと、病気にまでなります。

会社の経営者は健康で無ければつとまりません。それより経営者は自分の健康のためにも、会社を資金不足にしないことです。

経営者が健康だから、会社が儲かるのか。それとも会社が儲かりお金があるから、経営者が健康を保てるのか。

さて、どっちでしょう。
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農業は自然の循環

現在合鴨とコウライキジを飼育していますが、動物は糞をします、これは肥料として最高ですね。

この肥料で牧場を作り、めん羊を飼うのです。

そのめん羊からラム肉を作り、ラム肉は肉店や外食店から消費者へと供給されていきます。

肉の加工や調理のさいには、大量の食物残渣が出ますが、これも堆肥化し肥料として牧草地に撒きます。

しかし、現実には生ゴミを厄介者としてお金をかけ処理していますが、肥料とするなら生ゴミはゴミどころか資源ともいえるものです。

実は、最初の書き出し合鴨鶏(ニワトリ)に言い換えると、私が35年前に考えた事業モデルです。

その事業モデルが、やっといま日の目を見ようとしています。

35年前とは、日本の価値観は大きく変化してきたのです。

それは、消費文化から再利用文化への転換です。
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二つ返事で転勤を受ける

喧嘩に強くないと、転勤のプレッシャーにつぶれてしまう話、
喧嘩に強い社員へ転勤を要請するは、前回述べました。

転勤を打診した時に、その反応しだいで社員の能力が推し量れます。

まず駄目なのが、くどくどととできない理由を言い出す人です。

その場で、転勤の打診をあきらめますが、その人へは仕事に対する期待もしなくなります。

次に、一番多い返事の仕方が、「考えさせてください」と、時間を取ります。

普通の対応と言えども、これは当然の反応ですね。会社からの打診は個人の生活を考慮はしていますが、基本的に会社の立場や仕事を主として考えています。

安易に、その話に乗るわけに行かないのは当然のことです。

しかし、返答の仕方にその人の仕事に対する意欲や能力が現れるので、注意が慣用ですね。

少なくとも、打診したこちらは、その辺を読み取ろうと真剣です。

さて、経営者にとって一番怖いというか楽しみと言える反応が、その場で「わかりました。ところで、いつからでしょうか」と、返事をする人です。

むろん転勤の打診は新入社員や能力の無い社員にはしませんので、その打診をした時点で、ある一定の期待は有りますが、即答までは考えていません。

少ない経験かもしれませんが、新しいことに挑戦することを生きがいとするような人には、明るい未来が待っていると断言できますね。

また、転勤は基本的に喧嘩に強い社員へ要請しますが、その中でも二つ返事で受ける人の配置換えは100%成功します。
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喧嘩に強い社員へ転勤を要請する

事業所が何ヶ所もあると、社員の配置換えや場合によっては転勤も必要となります。

配置換えや転勤で気をつけていることは二つ。

一つは、社員の成長を考えることです。

社員の一人をこの職場へ配置換えして伸びるか、それともつぶれてしまうか考えます。

伸びると想定できれば、配置換えを検討します。

会社の一番の財産は、土地でも建物でもありません。人です。

財産といわれる人を磨き続けるのが、会社の使命であり、それが会社自体の成長と安定をもたらします。

人を磨くにの砥石が必要です。社員にとって、配置換えの新たな職場がその砥石に当たります。

もう一つが、向き不向きです。

能力があっても、成長を見込めても、不向きの場合には配置換えの対象とはしません。

地道な努力をしながら仕事をする肉職人を営業職に回したり、総務に配置換えをするなどはまずしませんね。

急を要する場合には、必要とする仕事に、向いている人を向けます。

配置換えを成功させるには、たとえ同じ職場の配置換えでも、丁寧に説明し、本人は勿論のこと、社内全体の調整はさせておき、その上で配置換えをします。

また、転勤の場合は、よほどのことが無い限り、本人の承諾も無しではしません。

転勤をさせる社員は、前述の用件の二つ、成長と能力の両方とも必要と感じた者だけに
依頼しますが、もう一つ、最近は喧嘩に強いかどうかも考慮しますね。

もっとも、それもこれも社員の成長性や能力、また向き不向きの判断をする側、つまり、会社や社長、また直属の上司に、人を見る目が無ければ成立しません。

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