メタミドホス入りの米横流し問題は、だんだん大ごとになってきました。
24都道府県(北海道は無し?)の380社に転売されていました。今のところ600トンとも。
で、この騒ぎ知らずに買った会社の社長が不幸なことになるという、最悪の事態になりました。。
これは、鳥インフルエンザ問題の時、鳥インフルエンザで死んだ人はいなかったのに、鳥インフルエンザ問題で騒ぎの渦中にあった人が自殺をしたという、あの時と現象は同じです。
今回も農薬入りの米を食べてなくなった人は居ないのに。
いずれにしても、皆さん大騒ぎの中で大事なことを忘れています。
まず、メタミドホス入りの米を売った中国に問題も責任も無いのでしょうか。
もともとは食用の米として輸入したはずです。
それなら、そのとき農水省は検査をしないで日本国内に流したことになります。
農水省や国が中国に抗議をしたというニュースを見ていません。
この汚染米は世界貿易機関(WTO)との合意に基づいて外国から輸入したものです。つまり買った物ですよね。
通常の商売、今回の場合米。頼んだものと違う商品が来たら、返品か交換します。
スーパーで生きの良いサンマを注文したと思ったのに、配達されたサンマが腐っていた。
こんなとき、黙っている主婦はいますか?
いずれにしても売った会社に非があり、損失は補填しなければなりません。
今回の場合、三笠フーズの前に中国に非があり、国に責任があると思います。
そう考えると、輸入した農水省は、まず食べ物である米をきちんと検査をして、物が悪ければ返品をする。これが当然と考えますが、いかがでしょう。
輸出国に返品すれば三笠フーズやその他の会社も犯罪に手を染めることにはならなかったのではないでしょうか。
ちょっと意地の悪い言い方をすると、『猫に鰹節』ということわざがあります。
猫の前に鰹節を置いたらどうなります?、当然猫はすぐ手を出してむしゃむしゃ。
で、飼い主はこれを食べたと腹を立て猫の頭を叩く、これって猫と飼い主は同レベルだと私は考えます。
でも誤解しないで下さいよ、私のこの意見、横流しをした会社を擁護するものではありませんので、念のため。
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