『ゆとり教育』の責任は誰が、

ゆとり教育は、2002年度から実施された新学習指導要領の通称で、『円周率はおよそは3』が有名。

その後、日本の学力はどんどん下がり続けました。

下記は、経済協力開発機構(OECD)発表の2006年国際学習到達調査から。

科学的応用力/2000年2位→2006年6位

数学的応用力/2000年1位→2006年10位

読解力/2000年8位→2006年15位

(この調査はOECD加盟国を中心とする57の国・地域の15歳男女計約40万人を対象にしている)

このゆとり教育実施の結果、子供は二つの方向へ分かれました。

ひとつは、塾で大忙しな子供。

もう一方は、勉強をしないでゲームばかりする子供と。

これっていま流行の格差問題ですよ。子供ですが。

こんな状況で、ゆとり教育が見直されるのは、時間の問題でしたが、やっと文部科学省は、脱“ゆとり”で基礎基本重視の新学習指導要領案を公表しました。

これは遅すぎるくらいで、見直しは当然ですが、疑問が一つ。

ゆとり教育を取り入れたのは2002年ですよ。それからまだ6年。

明らかに失敗です。

この責任は誰が取るのでしょうか。

文部科学省の責任者と、国会で決めた政治家は誰だ。

ここを見逃さないように、これからの関連ニュースを見ようと思います。

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