北海道人にとって、ジンギスカンの価格は死活問題。
大げさかな?。
と言うのも、羊肉が値上がりしているから。
ジンギスカンの大元は、オーストラリアやニュージーランドから輸入される羊肉。
ジンギスカンの値段が上がるとしたらその原因は、数年間続いたオーストラリアの旱魃で、沢山の羊牧場が廃業したこと。
2006年と昨年オーストラリアへ行きましたが、旱魃の爪あとはひどいものでした。
また、中国やインド、中東など世界規模で羊肉の需要が増えていることも影響しています。
他の肉類なら、海外の高騰は国内の生産である程度補い付きますが、羊肉は99%輸入です。
国内には15000頭の羊がいて、北海道では8000頭が飼育されています。
いくら供給しても「焼け石にジンギスカン」。
焼ける勢いが強すぎ。これではフォローできません。
写真は19日放牧から返ってきた、我社の北海道サフォーク牧場で飼育するポールドーセット種。
昨年6月オーストラリアから輸入したものです。
1年経って、やっと北海道の草に慣れたかな。
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