2010年年頭挨拶

以下は、今年の社内向けの年頭の挨拶です。

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明けましておめでとうございます。
株式会社アイマトン岩井政海です。

さて、今年はデフレの進行が心配されています。

デフレとは、お金の価値より物の価値が低くなることです。
つまり、お金を持っている人は相対的に有利になります。

ではどのような世の中か。

1.物価は下がる(これは一見良さそうですが)
2.企業は利益を出せなくなる
3.企業は利益を出すため経費を削る(給料も低くなる)
4.給料が下がったら、みんな安い商品を捜し求める
5.企業は安く物を作(売)らなければならない(つまり1へ戻る)

概ねこうなっています。

このスパイラルは我社でも同様に襲ってきます。

だからと言って、皆さんの給料を下げてよいでしょうか。
良いと言うスタッフはいませんよね。

そこで、これを断ち切らなければなりません。

むろん会社も努力をしますが、皆さんもはっきりわかる形で努力をお願いします。
1.物価が下がる
2.企業は利益を出せなくなる(ここまでは同じ)
3.企業は利益を出すため経費を削る(ここも同じ)、しかし給料は下げない(ここが違う)
4.給料を下げない為には、
 1)他者より、体は2倍使って働く
 2)他者より、気遣いは3倍する
 3)他者より、頭脳は4倍使う
5.と言うことで、我社だけ安く売っても利益は出る(1へ戻る)

これが出来ない場合、
1.他所の会社と同じく、賃金カットが必要となるかもしれません
2.他社と同様、社員の首切りが行われるかもしれません

こんな厳しい社会情勢ですから、給料を下げないといっても、下記の3項目はやります。
1.やる気の無い社員には退社してもらいます
2.他人の足を引っ張る社員も同様退社です
3.能力の満たない社員は、給料を下げます

1月の仕事始めから厳しいお願いをしていますが、会社の存続がスタッフ全員の幸福であるとの信念から、心を鬼にして今年一年厳しく経営をしてまいりますので、共に今年1年を乗り切りましょう。

====ここまで
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