以下は、今年の社内向けの年頭の挨拶です。
====ここから
明けましておめでとうございます。
株式会社アイマトン岩井政海です。
さて、今年はデフレの進行が心配されています。
デフレとは、お金の価値より物の価値が低くなることです。
つまり、お金を持っている人は相対的に有利になります。
ではどのような世の中か。
1.物価は下がる(これは一見良さそうですが)
2.企業は利益を出せなくなる
3.企業は利益を出すため経費を削る(給料も低くなる)
4.給料が下がったら、みんな安い商品を捜し求める
5.企業は安く物を作(売)らなければならない(つまり1へ戻る)
概ねこうなっています。
このスパイラルは我社でも同様に襲ってきます。
だからと言って、皆さんの給料を下げてよいでしょうか。
良いと言うスタッフはいませんよね。
そこで、これを断ち切らなければなりません。
むろん会社も努力をしますが、皆さんもはっきりわかる形で努力をお願いします。
1.物価が下がる
2.企業は利益を出せなくなる(ここまでは同じ)
3.企業は利益を出すため経費を削る(ここも同じ)、しかし給料は下げない(ここが違う)
4.給料を下げない為には、
1)他者より、体は2倍使って働く
2)他者より、気遣いは3倍する
3)他者より、頭脳は4倍使う
5.と言うことで、我社だけ安く売っても利益は出る(1へ戻る)
これが出来ない場合、
1.他所の会社と同じく、賃金カットが必要となるかもしれません
2.他社と同様、社員の首切りが行われるかもしれません
こんな厳しい社会情勢ですから、給料を下げないといっても、下記の3項目はやります。
1.やる気の無い社員には退社してもらいます
2.他人の足を引っ張る社員も同様退社です
3.能力の満たない社員は、給料を下げます
1月の仕事始めから厳しいお願いをしていますが、会社の存続がスタッフ全員の幸福であるとの信念から、心を鬼にして今年一年厳しく経営をしてまいりますので、共に今年1年を乗り切りましょう。
====ここまで
続きを読む…