焼き肉を『美味しくいただくために』
1.生肉を扱う際はトングをお使いください。
2.肉はよく加熱して一番美味しい焼き加減でお食べください。
3.新鮮な肉を提供していますが生食はしないでください。
これは、楽しい煉屋に掲示されているポップです。
最初の『生肉を扱う際はトングをお使いください』の文章の意味です。
生肉はトングで。
焼きあがった肉は箸を使ってほしいのです。
焼かれていない肉は生ものなので衛生的に考えて箸とトングを使い分けしましょう。
と、こんな意味になります。
もう一つ、生肉はまだ焼かれていないので誰の口に入るかその時点では分かりません。
いわば公共物。
焼かれて皿に取り分けられるときは自分用ですから私物。
こうも考えられますよね。
『肉はよく加熱して一番美味しい焼き加減でお食べください』
このポップでなるほどな(個人的に)と思われるのが2番です。
美味しいか不味いかは主観。
つまり、食べる人がうまいという焼き加減が一番いいと思うのです。
ステーキで言うと、レア、ミディアム、ウェルダンの区別になるのでしょうか。
レアは、表面が少し焼かれた状態で切ると血が出るくらいの焼き加減。
ミディアムは、レアとウェルダンの中間くらいの焼き方。
ウエルダンは、私から言うと炭の二歩手前くらいの焼き加減。
これは焼肉言葉ではありませんが当然焼肉にも当てはまります。
私は野性的育ち方をしたので生に近い方がいいので、家族で焼肉屋さんへ行っても私の肉には触らせません。
『新鮮な肉を提供していますが生食はしないでください』
これも当然と言えば当然です。
ただ、生で食べられない肉は焼いても食べられないというのが私の考えです。
むかしむかしの話ですが、魚屋さんの売り言葉に「この魚は新鮮ですよ」と。
続けて「刺身でも食べられますよ」。
いつも思っていました。
刺身にできない腐った魚は焼いても食べられないだろ、と。[^^;;