荒地へ綿羊を放すとどうなる

お郷ふれあい牧場.jpg

昨日の話し。ここは宮城県の某牧場。

見ての通り、物凄い急傾斜に放牧地が造られています。

3日のブログに書いた、めん羊の三つ目の仕事、遊休地の活用。

休耕田や山間地など、雑草の被い茂る所へ綿羊を放してやると、その食生から雑草類を片付けてくれという話し。

さっそく見学に行きました。ここにその代表的光景があります。

詳しく報告したいところですが、今日はあらあらだけ。

写真を見て下さい。カメラはほぼ水平。

放牧地の傾斜がどれほどか、立ち木を見ても、草を食む綿羊をみても一目瞭然です。

この山の天辺にあるめん羊牧場は我が社とまるで逆、眼下へ広々と草地が広がっていきます。

牧場主は、荒地に綿羊を放牧すると3年もしないで写真のような素晴らしい牧場へ変身しますよと、にこにこ笑顔で話していました。

また、苗木を植えた場所などは、下草刈が不要になり経費の節約になっているとも。

それにしても、世の中には凄い人がいるものです。